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為替モーニング東京市場2021年7月29日

2021年07月29日
(コラム執筆時間:09時18分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円109.50~110.50
ユーロ円129.50~130.50
ユーロドル1.1780~1.1880
豪ドル円80.50~81.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

FOMC声明では事前予想通りに政策金利は据え置かれたが、経済は資産購入ペース縮小基準の目標に向け進展しており、インフレは上昇傾向にあるものの、パンデミックで大きな打撃を受けたセクターは十分回復しておらず、概ね一時的要因を強調している。そして、パウエル議長の記者会見では、実質GDPはこの数十年で最も早いペースで回復の過程にあると指摘、労働市場状況は改善しているが、完全雇用ではなく、インフレの大半は経済再開に関連する一時的な要因と述べ、総じて、有意義な会合であったが、資産購入ペース縮小の時期についてはメンバー内で様々な見解が出ており、4時期については決定してないと言及、総じて、玉虫色の発言に終始している印象が強い。注目しているテーパリング観測は時期尚早との見方が支配的になっている。その中、NYダウは127ドル安と2日連続下落、米債券利回りも伸び悩んでおり、マーケットはややドル売りに傾斜している。

一方、ドル円は米債券利回りの低下が嫌気される中、ドル円110円前後で試行錯誤が続いている。その中、米金利の優位性、そして、米企業の好決算を背景に底堅い展開が予想される。引き続きレンジ幅ドル円109.70~110.70円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはFOMCを受けて買戻しが優勢となる中、ポンド高も手伝い、ユーロドル1.18台半ば近辺まで上昇している。ただ、更なる独自の買い材料が乏しいだけに、拙速的な上値トライイには慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1780~1.1880を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円109円台半ば前後から押し目買い共に、110円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.18割れから押し目買いと共に、1.18台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は昨日と同様に、ドル円110円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円109円台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先しているが、現状ではユーロドル1.19前後からナンピン売りと共に、1.18割れから押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円109円台半ば前後ではロング、ドル円110円半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は129円台半ば前後から押し目買いと共に、130円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは80円台半ば前後から押し目買いと共に、81円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円108.85110.90
ユーロ円129.10131.20
ユーロドル1.17351.1950
豪ドル円79.8582.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆109.70(SL109.50売り)
ユーロ円ロング50,000☆129.70(SL129.60売り)
2021年7月収支経過(01~28日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥25,000
ユーロ円+¥50,000
ユーロドル+¥58,500(+ドル450)
豪ドル円-¥50,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000110.30
ドル円買い50,000109.50(SL109.10売り)
ユーロ円売り50,000130.30
ユーロ円買い50,000129.50(SL129.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1850(SL1.1900買い)
ユーロドル買い50,0001.1750(SL1.1700売り)
豪ドル円売り50,00081.30(SL81.80買い)
豪ドル円買い50,00080.30(SL79.80売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000110.30
ドル円買い50,000109.50(SL109.10売り)
ユーロ円売り50,000130.40
ユーロ円買い50,000129.60(SL129.10売り)
ユーロドル売り50,0001.1880(SL1.1930買い)
ユーロドル買い50,0001.1780(SL1.1730売り)
豪ドル円売り50,00081.40(SL81.90買い)
豪ドル円買い50,00080.50(SL80.00売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会