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為替モーニング東京市場2021年1月15日

2021年01月15日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円103.30~104.50
ユーロ円125.50~126.80
ユーロドル1.2100~1.2230
豪ドル円80.00~81.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は金融政策からの出口を議論することに関して、今はその時期ではないと述べ、大規模債券購入プログラムの縮小議論を開始する前に十分に知らせる旨を指摘している。改めて、コロナ禍の中での金融政策の舵取りの難しさが問われている。現時点では株価の大幅上昇や債券利回りの上昇により、インフレ期待を強まりつつあるが、世界的な景気下振れリスクを考慮すれば、安易な金融政策は市場の混乱を招き兼ねないとの見解も少なく無く、当面、新型コロナウィルスの感染拡大が沈静化するまで現状維持に留まると可能性が高い。いずれにしても、同議長が述べているように、世界的な金融危機の教訓として、早まって出口を模索しないよう注意することだとの発言に集約されている。その中、バイデン次期大統領が最大2兆ドル規模の経済対策を計画しているとの観測があり、米先権利回りの上昇と共に、株式市場の底堅さにも繋がっている。ドルを拙速的に売り下がる外部環境には至っていないだけに、当面、バイデン新政権の経済対策を見極めてからの始動が得策であろう。

一方、ドル円は利食いと損切りが相混じる中、ドル円104円割れで試行錯誤が続いている。相対的にはFRB議長の発言を受けて、上値の重い展開ではあるが、引き続きレンジ幅ドル円103.30~104.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルは独自の買い材料は皆無に等しいが、米ドルの調整売りに助長され底堅い展開を見せている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.2100~1.2230を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円103円台半ば割れから押し目買いを勧めると共に、ドル円104円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.21前後から押し目買いと共に、1.22台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを継続する中、輸出企業は昨日と同様に、ドル円104円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円103円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先しているが、現状ではユーロドル1.22台以上からナンピン売りと共に、1.21前後から押し目買いで待機姿勢を更に強めている模様。

●クロス円は、ドル円103円台半ば割れではロング、104円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は125円台半ば前後から押し目買いと共に、126円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは80円前後から押し目買いと共に、81円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円102.75104.90
ユーロ円125.10127.30
ユーロドル1.20451.2255
豪ドル円79.6081.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
豪ドル円ショート50.000☆79.80(SL81.00買い)
2021年1月収支経過(04~15日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥25,000
ユーロ円+¥35,000+¥35,000
ユーロドル+¥6,300(+ドル50)
豪ドル円
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000104.50(SL104.90買い)
ドル円買い50,000103.50(SL103.00売り)
ユーロ円売り50,000127.00(SL127.30買い)
ユーロ円買い50,000☆△126.00(126.70ショートカバー)+¥35,000
ユーロドル売り50,0001.2220(SL1.2270買い)
ユーロドル買い50,0001.2110(SL1.2060売り)
豪ドル円売り50.00081.10(SL81.50買い)
豪ドル円買い50,00080.00
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000104.40(SL104.90買い)
ドル円買い50,000103.50(SL103.00売り)
ユーロ円売り50,000126.80(SL127.30買い)
ユーロ円買い50,000125.60(SL125.10売り)
ユーロドル売り50,0001.2220(SL1.2270買い)
ユーロドル買い50,0001.2100(SL1.2050売り)
豪ドル円売り50.00081.00(SL81.50買い)
豪ドル円買い50,00080.10
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会