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為替モーニング東京市場2020年8月11日

2020年08月11日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円105.50~106.80
ユーロ円123.80~125.30
ユーロドル1.1700~1.1830
豪ドル円75.00~76.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

世界の新型コロナウィルス感染者数が2,000万人に迫る中、米国では5百万人超と収束の兆しは一向に見えないが、先週末発表された7月米雇用統計では、非農業部門雇用者数(NFP)は176人増と予想を上回り、また、失業率も10.2%に低下し、相対的に労働情勢の改善が見られ、ドルを買い戻す動きが優勢になっている。ただ、大幅に悪化した後の反動局面でもあり、米雇用情勢は未だに道半ばの状況には変わりがない。トランプ大統領は国家安全保障上のリスクを理由に中国が関連しているTikTokやWeChatの取引を禁じる大統領令に署名しており、増々米中対立構造への懸念が強まっている。今後も米中の報復合戦が予想されるが、大勢的には中国包囲網が現実味を帯び始めており、中国側の打つ手も限られているとの見方優勢になっている。ただ、今週末にライトハイザーUSTR代表と中国の劉鶴副首相が会談を行う予定であり、市場には内容を見極めたい思惑が先行しており、引き続き相場の動意待ち状況に置かれている。

一方、ドル円は106円前後で試行錯誤が続いているが、依然として、リスク回避のドル買いと円買いが同居しており、相場の動意待ちの状態は否めない。引き続きレンジ幅ドル円105.50~106.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは利益確定売りやドル買いに助長され、ユーロドル1.17台半ば割れへと下落基調を強めているが、下限レベルで推移しており、反動買いも視野に入るだけに、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1700~1.1830を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円105円台半ば前後から押し目買いと共に、106円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.17割れから押し目買いと共に、1.18前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円106円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円105円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、ストップロスを背景に上値の重い展開を強いられているが、現状ではユーロドル1.18台以上からナンピン売りと共に、1.17割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円105円台半ば前後ではロング、ドル円106円台半ば以上ではショートをメージし、ユーロ円は124円割れから押し目買いと共に、125円台以上からナンピン売りを勧める。一方、豪ドルは75前後から押し目買いと共に、76円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円104.85107.00
ユーロ円123.30125.55
ユーロドル1.16301.1855
豪ドル円74.7076.85

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング50,000☆124.70(SL123.80売り)
ユーロドルロング50,000☆1.1750(1.1700売り)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ$ロング50,000☆▼1.1820(1.1750売り)-$350
2020年8月収支経過(3日~07日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円+¥70,000
ユーロドル+¥74,700(+$600)-$350
豪ドル円+¥60,000+¥30,000
前日の売買 東京市場(8/07)
ユーロドル買い50,000☆1.1820(1.1770売り)
前日の売買&予定 海外市場(8/07)
ドル円売り50,000106.30(SL106.80買い)
ドル円買い50,000105.10(SL104.60売り)
ユーロ円売り50,000125.50(SL126.00買い)
ユーロ円買い50,000☆124.70(SL124.20売り)
ユーロドル売り50,0001.1870
ユーロドル買い50,000☆1.1750(1.1700売り)
豪ドル円売り50.00076.70(SL77.20買い)
豪ドル円買い50,000☆△75.70(76.30ショートカバー)+¥30,000
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000106.50(SL107.00買い)
ドル円買い50,000105.50(SL105.00売り)
ユーロ円売り50,000125.00
ユーロ円買い50,000123.80(SL123.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1800
ユーロドル買い50,0001.1700(1.1650売り)
豪ドル円売り50.00076.50(SL77.00買い)
豪ドル円買い50,00075.20(SL74.70売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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