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為替モーニング東京市場2016年8月08日

2016年08月08日

※最新情報(為替イブニング海外市場2016年8月08日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

予想レンジ 

ドル円     101.00~103.00

ユーロ円    111.80~113.80

ユーロドル   1.1000~1.1180

豪ドル円    76.50~78.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

先週末に発表された米雇用統計が予想以上に強い内容となり、ドルを買い戻す動きが強まっている。

失業率は予想よりも高いものの、非農業部門雇用者数は事前予想18万人増から25.5万人と大幅増となり、NYダウ平均株価は191ドル高と堅調に推移する中、S&Pとナスダックは終値の過去最高値を更新しており、俄かに年内の利上げ確率が高まっている。

ただ、9月の利上げに関しては英EU離脱問題や欧州金融機関に対する不良債権問題画払しょくされておらず、時期尚早との見方が少なくなく、加速的なドル買いには発展しにくい側面がある。


一方、ドル円は米雇用統計を好感し、一時102円台まで上昇するなど、円高の流れは一服した感がある。

未だに、政府日銀による経済対策には不透明感が残るが、株高基調や日米金利差拡大期待を踏まえて、徐々に下値は限定的と見なすのが妥当であろう。

ただ、市場には失望売りによる損失かくて売りが待ち構えており、ドル円103円、104円、そして、105円などの節目では一旦ポジション清算売りが優先される公算が高いだけに、あくまでも、段階的な上昇局面と捉えた方が賢明であろう。


他方、ユーロドルは戻り売り優勢の中、更に下値を探る展開を強いられている。

ただ、ユーロドル1.1000割れでは幾度となく跳ね返されているように、同レベル前後では割安感による買い戻しも散見されるだけに、当面、直近のレンジ幅1.1000~1.1150を重視し、戻り売りに比重を置いた方が賢明であろう。


●戦略的には、ドル円は株高期待を踏まえて、底堅い展開が予想されるが、ドル円101円台半ば割れから押し目買いと共に、102円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

一方、ユーロドルも同様に、1.11台半ば前後からナンピン売りと共に、1.10台半ば割れから押し目買いで対応することを勧める。


●邦銀勢によれば、株価動向に注視し、様子見スタンスを強めている。

輸出企業はドル円102円前後からナンピン売りを実施しており、現状では102円台半ば以上から103円前後まで散見されている模様。

一方、輸入企業はドル円101円前後から押し目買い対応している模様。


●海外勢によれば、方向感に乏しい中、英中銀の約7年ぶりの利下げを実施したが、英中銀のカーニー総裁とブロードベント副総裁は相次いで金利はさらに低下する必要があるとの考えを示しており、ポンド安を背景にユーロの買い戻しは限定的になっている。

現状では1.10前後を視野に、同レベルから押し目買いと共に、1.11台半ば以上からナンピン売りで対応している模様。


●クロス円は、ドル円101円割れではロング、102円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は112円前後から押し目買いと共に、113円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

一方、豪ドル円は76円台半ば前後から押し目買いと共に、78円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い

ドル円      100.45      103.15

ユーロ円     111.45   114.20

ユーロドル    1.0955   1.1220

豪ドル円     76.20    78.70

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2016年8月収支経過(01~08日)

通貨別    プラスマイナス     前日比

ドル円    ±¥0         +¥35,000

ユーロ円   

ユーロドル  +¥39,500(+$350) +$350

豪ドル円 

現在のポジションと決済指値

ユーロ円ロング  50,000 ☆113.10(SL112.00売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り   50,000☆△101.70(101.00ロングカバー)+¥35,000

ドル円買い   50,000  100.30(SL99.70売り)

ユーロ円売り  50,000  113.30

ユーロ円買い  50,000  111.90(SL111.20売り)

ユーロドル売り 50,000  1.1210(SL1.1280買い)

ユーロドル買い 50,000☆△1.1080(1.1150ショートカバー)+$350

豪ドル円売り  50,000  78.00(SL78.70買い)

豪ドル円買い  50,000  76.50(SL75.80売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  102.80(SL103.50買い)

ドル円買い   50,000  101.00(SL100.30売り)

ユーロ円売り  50,000  113.70

ユーロ円買い  50,000  112.00(SL111.30売り)

ユーロドル売り 50,000  1.1180(SL1.1250買い)

ユーロドル買い 50,000  1.1000(SL1.0940売り)

豪ドル円売り  50,000  78.20(SL79.00買い)

豪ドル円買い  50,000  76.60(SL75.80売り)


本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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