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為替モーニング東京市場2021年10月8日

2021年10月08日
(コラム執筆時間:09時13分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円110.80~111.80
ユーロ円128.30~129.30
ユーロドル1.1500~1.1600
豪ドル円80.50~81.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

本日の9月米雇用統計の発表を控えて様子見モードが強い中、問題視されていた米債務上限問題が上限引き上げで合意したことが好感され、米国株式市場ではNYダウが337ドル高と4日続伸するなど、相対的に安堵感が広がっている。ただ、米債券利回りも再び上昇過程にあり、また、原油価格も一時80ドルに接近しており、世界経済の経常収支の圧迫材料との声も少なくない。その中、依然として、中国不動産関連のデフォルトリスクを踏まえた中国経済の失速懸念など様々な不確実性要因が回遊しており、投機筋としても、安易にポジションと取り切れない情勢にあり、突発的な事態に備える意味では少なめのポジションで臨機応変な売買が求められる。

一方、ドル円は日米金利差拡大を背景に底堅い展開にあるが、依然として、ドル円112円前後では実需や利益確定売りが散見されており、過剰期待は自重し、引き続きレンジ幅ドル円111.00~112.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは1.15前後では利益確定買いや割安感の買いが散見されており、拙速的な下値トライは慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1500~1.1600を重視し、同レベル前後からナンピンが賢明であろう。

●戦略的にはドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円111円前後から押し目買いと共に、112円前後からナンピン売りで待機をすることを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.15前後から押し目買いと共に、1.16前後からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は昨日と同様に、ドル円112円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円111円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、微調整に終始しているが、現状ではユーロドル1.16台以上からナンピン売りと共に、1.15前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円111円前後ではロング、ドル円112円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は128円台半ば前後から押し目買いと共に、129円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは81円前後から押し目買いと共に、82円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円110.55112.70
ユーロ円128.00130.15
ユーロドル1.14551.1670
豪ドル円80.6082.75

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロドルロング50,000☆1.1570(SL1.1500売り)
ユーロ円ロング50,000☆128.80(SL128.50売り)
豪ドル円ショート50,000☆81.50(SL82.20買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
豪ドル円ショート50,000☆▼81.00(SL81.60買い)-¥30,000
2021年10月収支経過(01~08日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円
ユーロドル
豪ドル円+\40,000-¥30,000
前日の売買 東京市場
出来ずNothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000111.80(SL112.30買い)
ドル円買い50,000110.80(SL110.30売り)
ユーロ円売り50,000129.30
ユーロ円買い50,000128.30(SL127.80売り)
ユーロドル売り50,0001.1600
ユーロドル買い50,0001.1500(SL1.1450売り)
豪ドル円売り50,000☆81.50(SL82.00買い)
豪ドル円買い50,00080.70
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000112.00(SL112.50買い)
ドル円買い50,000111.00(SL110.50売り)
ユーロ円売り50,000129.30
ユーロ円買い50,000128.50(SL128.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1600
ユーロドル買い50,0001.1500(SL1.1450売り)
豪ドル円売り50,00082.20(SL82.70買い)
豪ドル円買い50,00081.20
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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