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為替イブニング海外市場2020年3月16日

2020年03月16日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円105.30~107.00
ユーロ円117.50~119.30
ユーロドル1.1100~1.1270
豪ドル円64.50~66.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

新型コロナウイルス感染症の拡大の影響などを踏まえて、FRBは1%の緊急利下げを実施、そして、日銀はマイナス金利の深掘りは見送ったが積極的な国債買い入れなどで潤沢な資金供給を行い、そして、上場投資信託(ETF)の買い入れなど、日米両国ともに株価維持のためにはいかなる手段も辞さない構えである。その中、日経平均株価は一時300円超上昇したものの、日米欧主要国がゼロ金利政策まで金融緩和策を打ち出していることから、逆に市場参加者は異例な事態との認識を強めると共に、ポジション調整売りに圧される格好で日経ダウは一時17,000円割れになるなど、下値の目途さえ立ちにくい状況にある。いずれにしても、市場はコロナショックに包まれており、VIX(恐怖)指数がある程度落ち着きを見せるまでは、少なめのポジショニングで対応することが一考であろう。

一方、ドル円は米金利の低下を背景に戻り売りが優先されているが、当面、株価動向次第ではドル円105円割れも視野に入れることも必要であり、ストップロスの配置を重視すると同時に、引き続きレンジ幅ドル円105.30~107.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは米ドルロングの手仕舞いもあり、一見底堅い展開ではあるが、更なる買い材料が乏しく、引き続き戻り売り優先し、レンジ幅ユーロドル1.1150~1.1250を重視し、同レベル前後からナンピン売買が無難であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、105円台半ば割れから押し目買いと共に、107円台前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.11前後から押し目買いと共に、1.12台後半からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円107円台半ば前後から随時実施しており、現状では107円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は今朝と同様に、ドル円105円台半ば割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、微調整に終始している。現状ではユーロドル1.12台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、買いは1.1前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円105円台半ば割れではロング、107円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は118円割れから押し目買いと共に、119円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは64円台半ば前後から押し目買いと共に、66円台以上からナンピン売りで対応することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円104.80107.50
ユーロ円117.10119.70
ユーロドル1.10301.1280
豪ドル円64.0066.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆107.30(SL107.00買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000★▼105.80(SL106.50買い)-¥35,000
豪ドル円ショート50.000★▼66.70(SL67.50買い)-¥40,000
2020年3月収支経過 (02~16日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥85,000-¥60,000
ユーロ円-¥145.000-¥50,000
ユーロドル+¥59,500(+ドル500)+$500
豪ドル円+¥80,000+¥30,000
前日の売買 東京市場
ドル円売り50,000★105.80(SL106.30買い)
ユーロ円売り50,000★▼117.80(SL118.30買い)-¥25,000
豪ドル円売り50.000★66.70(SL67.20買い)
前日の売買 海外市場
ドル円売り50,000★▼106.80(SL107.30買い)-¥25,000
ユーロ円売り50,000★▼119.30(SL119.80買い)-¥25,000
ユーロドル買い50,000☆1.1100(SL1.1040売り)
豪ドル円売り50.000★67.70(SL68.20買い)
豪ドル円買い50,000★△66.30(67.70ショートカバー)+¥70,000
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000☆107.30(SL108.00買い)
ドル円買い50,000105.30(SL104.80売り)
ユーロ円売り50,000119.50(SL120.20買い)
ユーロ円買い50,000117.70(SL117.00売り)
ユーロドル売り50,000☆△1.1200(1.1100ロングカバー)+$500
ユーロドル買い50,0001.1050(SL1.0980売り)
豪ドル円売り50.00066.50(SL67.20買い)
豪ドル円買い50,00064.60(SL64.00売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000107.00(SL107.70買い)
ドル円買い50,000105.30
ユーロ円売り50,000119.30(SL120.00買い)
ユーロ円買い50,000117.80(SL117.20売り)
ユーロドル売り50,0001.1200
ユーロドル買い50,0001.1050(SL1.0980売り)
豪ドル円売り50.00066.00(SL67.10買い)
豪ドル円買い50,00064.70(SL64.10売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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