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為替イブニング海外市場2018年10月02日

2018年10月02日

※最新情報(為替モーニング東京市場2018年10月03日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!


鈴木予想レンジ

ドル円     113.00~114.30
ユーロ円    130.30~131.50
ユーロドル   1.1450~1.1600
豪ドル円    80.80~82.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

日経平均株価が伸び悩む中、円安局面はドル円114円台では実需や利益確定売りに圧される格好で一旦小康状態に陥っている。
本邦の自動車関税導入は免れてはいるが、節目であるドル円115円台まで上昇を速めれば、必然的にドル高けん制の動きに配慮しなければならず、また、クロス円全般が円安に傾斜していただけに、ある程度の反動売りに直面しているとも解釈できる。
ただ、市場の注目は史上最高値を更新している米株式市場、米債券利回りの動向、そして、原油価格の進捗状況に集まっており、基本的にはドル買い志向は健在と見なした方が無難であろう。

一方、ドル円115円台は遠のいた感が強いが、日米金利差が歴然としている以上、拙速的な下値トライは自重局面にある。
また、米中貿易摩擦の成り行きが読み切れないだけに、引き続きレンジ幅をドル円113.00~114.50円まで拡大し、相場が動意づくまでは臨機応変な短期売買が求められる。

他方、ユーロドルはドル円と同様に米金利の優位性を背景に、戻り売り圧力が強まりつつある。ストップロスを巻き込み節目であるユーロドル1.15割れ目前であるが、反面、同レベルでは割安感と共に、利益確定買いによる反動買いへの警戒感も強く、同レベル前後からのショートは自重局面と捉えた方が得策であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円113円前後から押し目買いと共に、114円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは1.1450~1.1600までレンジ幅を拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを更に強めているが、輸出企業は今朝と同様に、下値限定と判断し、ドル114円台半ば前後からナンピン売りを継続している模様。
一方、輸入企業はドル円113円前後中心に、113円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、ユーロドル1.15台半ば割れから押し目買いを実施しており、現状ではユーロドル1.15割れを視野に、同レベルからの押し目買いと共に、1.16前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円113円前後ではロング、ドル円114円半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は130円台半ば割れから押し目買いと共に、131円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は81円割れから押し目買いと共に、82円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     112.55   114.80
ユーロ円    129.80   132.20
ユーロドル   1.1410   1.1635
豪ドル円    80.45    82.70

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2018年10月収支経過(01~02日)
通貨    プラスマイナス      前日比
ドル円
ユーロ円   +¥30,000      +¥30,000 
ユーロドル  -¥65,400(—$500) -$500
豪ドル円 

現在のポジションと決済指値

ドル円ショート50,000 ☆113.30(SL 114.30買い)
ユーロ$ロング50,000 ☆1.1530(SL1.1460売り)
ユーロ円ロング50,000 ☆131.30(SL130.30売り)
豪ドル円ロング50,000 ☆81.70(SL80.80売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

本日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ$ロング50,000☆▼1.1650(SL1.1550売り)-$500


前日の売買 東京市場

ユーロ円売り  50,000 ☆132.40(SL132.90買い)

前日の売買 海外市場

ユーロ円買い  50,000★△131.80(132.40ショートカバー)+¥30,000

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り 50,000  114.50(SL 115.00)買い)
ドル円買い    50,000  113.50
ユーロ円売り  50,000  132.50(SL133.00買い)
ユーロ円買い  50,000 ☆131.30(SL130.80売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1640
ユーロドル買い 50,000 ☆1.1530(SL1.1480売り)
豪ドル円売り  50,000  82.80(SL83.30買い)
豪ドル円買い  50,000 ☆81.70(SL81.20売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り 50,000  114.30(SL 114.80)買い)
ドル円買い    50,000  113.30
ユーロ円売り  50,000  131.50
ユーロ円買い  50,000  130.30(SL129.80売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1580
ユーロドル買い 50,000  1.1460(SL1.1410売り)
豪ドル円売り  50,000  82.20
豪ドル円買い  50,000  80.80(SL80.30売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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