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為替イブニング海外市場2016年7月25日

2016年07月25日

鈴木予想レンジ

ドル円     105.50~107.00

ユーロ円    115.80~117.50

ユーロドル   1.0900~1.1050

豪ドル円    78.50~80.30


※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

本日は新たな材料の無い中、日経平均株価は多少の乱高下はあるものの、前日比6円安と横ばい状態にあり、市場全般は調整色を強めている。

今週はFOMC並びに日銀金融決定会合が予定されているが、米国では金利正常化に向けて利上げ体勢を維持する方針であり、そして、日銀は株価及び円安維持のためにも、何らかの追加緩和策を打ち出す可能性が高く、日米金利差拡大を軸に円売りに安堵感が生じている。


一方、ドル円は株価に左右される格好でドル円106円台を維持、引き続き底堅い展開が予想されるが、市場は安倍首相による大規模な経済対策を横目に、日々日銀の追加緩和策のへの期待が増幅している関係上、中途半端な追加緩和策ともなれば、失望売りに繋がる可能性も否定できず、短気筋としても、拙速的にどちらにも仕掛けづらい状況にある。


他方、ユーロドルは、英EU離脱問題が重石となり、引き続き戻り売り優先の展開を強いられているが、29日に公表される主要銀行のストレステスト(健全性審査)にも注目が集まっている。

現時点ではイタリアの銀行の不良債権問題が表面化しているが、一部ではイタリアのみならず、ドイツも含めて、他の主要銀行も不良債権化する可能性もあるとの観測もあり、ユーロの上昇を阻んでいる嫌いは否めない。

ただ、市場はポジションの縮小を軸に、ユーロドル1.09前後では割安感を踏まえた買い戻しの動きも散見されており、引き続き相場が大きく動意づいてからの始動が賢明であろう。


●戦略的には、ドル円は引き続き底堅い展開と判断し、今朝と同様に、ドル円105台半ば割れから押し目買いを勧めると共に、107円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

一方、ユーロドルは、戻り売りを優先し、1.10台半ば前後からナンピン売りと共に、1.09前後から押し目買いで待機することを勧める。


●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円106円台半ば前後から随時実施しており、現状では107円前後を視野に同レベルからナンピン売りで待機している模様。

一方、輸入企業は引き続きドル円105円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。


●海外勢によれば、方向感に乏しい中、戻り売りを優先しており、現状ではユーロドル1.10台半ば前後からナンピン売りと共に、1.09前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。


●クロス円は、繰り返しになるが、ドル円105円台半ば前後ではロング、107円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は116円前後から押し目買いと共に、117円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

一方、豪ドル円は、78円台半ば前後から押し目買いと共に、80円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。



市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い

ドル円      104.85    107.45

ユーロ円     115.60   118.10

ユーロドル    1.0870   1.1120

豪ドル円     78.30    80.75



※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

通貨別    プラスマイナス     前日比

ドル円    +¥45,000

ユーロ円   -¥80,000

ユーロドル  +¥52,600(+$450)

豪ドル円   +¥55,000      


現在のポジションと決済指値

ユーロ円ロング 50,000 ☆116.30(SL116.00売り)

ユーロドルロング50,000 ☆1.1000(SL1.0930売り)

豪ドル円ロング 50,000 ☆79.30(SL78.60売り)


前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

-


前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done


前日の売買 海外市場

ユーロ円買い  50,000 ☆116.30(SL115.30売り)


本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  106.80(SL107.50買い)

ドル円買い   50,000  105.60(SL104.80売り)

ユーロ円売り  50,000  117.20

ユーロ円買い  50,000  115.70(SL115.00売り)

ユーロドル売り 50,000  1.1050

ユーロドル買い 50,000  1.0900(SL1.0830売り)

豪ドル円売り  50,000  79.80

豪ドル円買い  50,000  78.50(SL77.80売り)


本日の売買予定 海外市場

ドル円売り   50,000  106.80(SL107.50買い)

ドル円買い   50,000  105.50(SL104.80売り)

ユーロ円売り  50,000  117.30

ユーロ円買い  50,000  116.00(SL115.30売り)

ユーロドル売り 50,000  1.1050

ユーロドル買い 50,000  1.0930(SL1.0850売り)

豪ドル円売り  50,000  80.00

豪ドル円買い  50,000  78.60(SL77.80売り)


記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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