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為替モーニング東京市場2016年8月03日

2016年08月03日

鈴木予想レンジ

ドル円     100.30~102.00

ユーロ円    112.50~114.50

ユーロドル   1.1130~1.1280

豪ドル円    76.00~78.00

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

連日弱い米経済指標の発表が相次ぐ中、米利上げ観測の後退を背景にドル売りの流れが優勢になっている。

原油価格は40ドル割れになっていることもドル売りの起因になっているが、NYダウ平均株価も90ドル安と伸び悩んでおり、一旦はドルの解消売りに繋がっている側面がある。

ただ、米金利差拡大を背景としたドル買いニーズは根強い中、週末の米7月雇用統計待ちの段階である以上、拙速的なドル売りには自重局面に差し掛かっていると言わざるを得ないだろう。


一方、ドル円は安倍政権の事業規模28.1兆円の経済対策にもかかわらず、足早に心理的節目であるドル円100円割れへの危機感を深めている。

市場自体は全般的には材料出尽くし感による失望売りとの見方が大勢ではあるが、短気筋としては、利益確定買いや実需買いが控えている関係上、下値トライには慎重になっている。

当面、ドル円100円台半ば割れ、又は100円割れを見るまでは静観が正解であり、101円台半ば以上からの戻り売りに比重を置く方が得策であろう。


他方、ユーロドルはドル安に助長された格好で1.12台まで上昇基調を強めている。

ただ、依然として、ユーロ圏を取り巻くファンダメンタルズは不透明感が根強く、ドルの調整売りによる部分が大きいだけに、過剰期待は禁物であろう。

当面、レンジ幅を1.1150~1.1300まで拡大し、戻り売り優先で臨むことが賢明であろう。


●戦略的には、ドル円は100円割れを意識する中、神経質な展開を余儀なくされている。

日本政府によるデフレ脱却への期待を込めれば、失望売りは一過性に終わる可能性があるが、市場原理として、100円トライが現実味を帯びている以上、レンジ幅を100~102円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

一方、ユーロドルは前述したレンジ幅を重視し、1.11台半ば前後から押し目買いと共に、1.13前後からナンピン売りで待機することを勧める。


●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は流石に100円台では食指を延ばしておらず、現状では戻り期待を込めて、ドル円102円前後で待機姿勢を強めている模様。

一方、輸入企業はドル円101円前後から押し目買いを実施しており、現状では100円前後から押し目買いで対応している模様。


●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ユーロドル1.12台では利益確定売りも含めて、戻り売りを実施しているが、現状では1.12台半ば以上からナンピン売りと共に、1.11台半ば前後から押し目買いで対応している模様。


●クロス円は、ドル円100円台半ば前後ではロング、102円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は113円割れから押し目買いと共に、114円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

一方、豪ドル円は76円前後から押し目買いと共に、78円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い

ドル円      99.85      102.55

ユーロ円     112.25   115.10

ユーロドル    1.1085   1.1320

豪ドル円     75.70    78.20

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

通貨別    プラスマイナス     前日比

ドル円    -¥35,000      -¥35,000

ユーロ円   

ユーロドル  

豪ドル円   

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆101.00(SL100.30売り)

ユーロ円ロング  50,000 ☆113.10(SL112.60売り)

ユーロドルショート50,000 ☆1.1150(SL1.1270買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

ドル円ロング   50,000☆▼101.70(SL101.00売り)-¥35,000


前日の売買 東京市場

ドル円買い   50,000 ☆101.70(SL101.00売り)

前日の売買 海外市場

ドル円売り   50,000  102.30

ドル円買い   50,000 ☆101.00(SL100.40売り)

ユーロ円売り  50,000  114.70(SL115.50買い)

ユーロ円買い  50,000 ☆113.10(SL112.40売り)

ユーロドル売り 50,000  1.1250(SL1.1320買い)

ユーロドル買い 50,000  1.1130

豪ドル円売り  50,000  77.80(SL78.50買い)

豪ドル円買い  50,000  76.10(SL75.40売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  102.00

ドル円買い   50,000  100.30(SL99.80売り)

ユーロ円売り  50,000  114.30

ユーロ円買い  50,000  112.60(SL111.80売り)

ユーロドル売り 50,000  1.1270(SL1.1350買い)

ユーロドル買い 50,000  1.1150

豪ドル円売り  50,000  77.70(SL78.50買い)

豪ドル円買い  50,000  76.10(SL75.40売り)

本日の売買予定 海外市場

-

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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