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為替モーニング東京市場2021年3月8日

2021年03月08日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円107.70~109.00
ユーロ円128.50~129.80
ユーロドル1.1870~1.2000
豪ドル円82.50~83.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米国では新型コロナウイルス感染者数が減少傾向にある中、先週末発表された2月米雇用統計では、失業率が6.2%に低下、非農業部門雇用者数は前月比37万9000人増と予想を上回ったことが好感され、NYダウは前日比572ドル高と大幅に反発している。その中、バイデン米大統領が掲げている1兆9000億ドル規模の追加経済対策法案が予定通りに上院を50対49で通過しており、また、米債券利回りの上昇もあり、相対的にドルを買い戻す動きが広がっている。ただ、米ドルショートが積み上がっていただけに、一過性のポジション調整買いとの見方も払しょくできていない、もう一段のドルの上昇局面では反動売りも警戒されており、ドル売りに転じることも一考あろう。

一方、ドル円は足早に108円台を回復し、底堅い展開が予想される。一部では早くもドル円110円台への期待もあるが、コロナ禍では拙速的に買い上がる雰囲気はない。ただ、ストップロス先行の相場展開であるだけに、引き続きレンジ幅ドル円107.70~109.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは試行錯誤が続く中、ドル買い戻しに圧されてユーロドル1.19台前半まで下落基調を強めている。ただ、リスク志向は顕在化しており、また、消去的な買い戻しの動きにも配慮しなければならず、更なる下値トライには慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1870~1.2000を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円108円割れから押し目買いを勧めると共に、ドル円109円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.19割れから押し目買いと共に、1.200前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円108円半ば前後からナンピン売りを随時実施しており、現状ではドル円109円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円108円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先しているが、現状ではユーロドル1.20前後からナンピン売りと共に、1.18台半ば前後を視野に、1.19割れから少なめの押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円108円割れではロング、109円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は128円台半ば前後から押し目買いと共に、129円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは82円台半ば前後から押し目買いと共に、83円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円107.30109.50
ユーロ円128.00130.15
ユーロドル1.18101.2025
豪ドル円82.1584.30

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆108.40(SL109.00買い)
ユーロドルロング50,000☆1.1920(SL1.1870売り)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000★▼107.70(SL108.40買い)-¥35,000
ユーロ$ロング50,000★▼1.1990(SL1.1920売り)-$350
2021年3月収支経過(01~08日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥35,000-¥35,000
ユーロ円+¥15,000
ユーロドル-\38,800(-$300)-$350
豪ドル円+¥40,000+¥35,000
前日の売買 東京市場
ドル円売り50,000☆108.40(SL108.80買い)
ユーロドル買い50,000☆1.1920(SL1.1870売り)
豪ドル円買い50,000★△83.00(83.70ショートカバー)+¥35,000
前日の売買予定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000109.00(SL109.50買い)
ドル円買い50,000107.80
ユーロ円売り50,000130.00(SL130.50買い)
ユーロ円買い50,000128.80(SL128.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1980
ユーロドル買い50,0001.1870(SL1.1820売り)
豪ドル円売り50,00083.80(SL84.30買い)
豪ドル円買い50,00082.60(SL82.10売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000109.00(SL109.50買い)
ドル円買い50,000107.80
ユーロ円売り50,000129.80(SL130.30買い)
ユーロ円買い50,000128.50(SL128.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1980
ユーロドル買い50,0001.1870(SL1.1820売り)
豪ドル円売り50,00083.80(SL84.30買い)
豪ドル円買い50,00082.60(SL82.10売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会