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為替モーニング東京市場2021年3月31日

2021年03月31日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円109.80~110.80
ユーロ円128.80~129.80
ユーロドル1.1680~1.1780
豪ドル円83.50~84.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米インフレ期待の高まりを踏まえて、米債券利回りの高止まっており、相対的にドルを買い戻す動きが強まっている。バイデン政権による大規模な経済対策が起因していると同時に、ワクチン接種が予想以上の展開を見せていることもドル買いを誘発させている。ただ、先にFRBは2023年末までは超低金利政策の持続性を示唆しており、思惑通りにインフレ率が上昇する可能性も低く、むしろコロナ禍における金融政策の引き締めの副作用が問われており、加速的なドルの上昇には繋がらないとの見解が支配的である。当面、週末に控えている3米雇用統計を見極め手からの始動にならざるを得ないが、FRBが方向転換するほどの大幅な改善は見込まれておらず、引き続き直近のレンジ幅で待機策に務めることが賢明であろう。

一方、ドル円は110円台を堅持しており、引き続き底堅い展開であるが、反面、対ドル及び他の主要通貨に対しても、円安が浸透しているマーケットであり、また、利益確定売りやポジション調整売りが随所に散見されるだけに、拙速的に買い上がる難しさがある。引き続きレンジ幅ドル円109.80~110.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはポンド安に連動する格好で下値を模索する状態が続いているが、悪材料出尽くし感による買い戻しの動きも期待されるだけに、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1680~1.1780を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円110円割れから押し目買いを勧めると共に、ドル円110台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.17割れから押し目買いと共に、1.18前後からナンピン売りで待機することを勧める

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円110円台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円110円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、戻り売りを優先する中、現状ではユーロドル1.18前後からナンピン売りと共に、ユーロドル1.17割れから少なめの押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円110円割れではロング、110円台後半ではショートをイメージし、ユーロ円は129円割れから押し目買いと共に、130円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは83円台半ば前後から押し目買いと共に、84円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円109.25111.40
ユーロ円128.30130.50
ユーロドル1.16201.1830
豪ドル円82.8585.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆110.20(SL110.80買い)
ユーロ円ロング50,000☆129.30(SL128.80売り)
ユーロドルロング50,000☆1.1770(SL1.1680売り)
豪ドル円ロング50,000☆83.70(SL83.50売り)
2021年3月収支経過(01~31日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円±¥0
ユーロ円+¥50,000
ユーロドル+¥45,400(+$350)
豪ドル円-¥5,000
前日の売買 東京市場
ドル円売り50,000☆110.20(SL110.60買い)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000110.80(SL111.20買い)
ドル円買い50,000109.80
ユーロ円売り50,000129.70
ユーロ円買い50,000128.80(SL128.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1800
ユーロドル買い50,0001.1700(SL1.1650売り)
豪ドル円売り50,00084.70(SL85.20買い)
豪ドル円買い50,000☆83.70(SL83.20売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000110.80(SL111.20買い)
ドル円買い50,000110.00
ユーロ円売り50,000129.70
ユーロ円買い50,000128.80(SL128.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1780
ユーロドル買い50,0001.1680(SL1.1630売り)
豪ドル円売り50,00084.30
豪ドル円買い50,00083.50(SL83.00売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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