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為替モーニング東京市場2020年6月24日

2020年06月24日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円105.80~107.00
ユーロ円120.00~121.30
ユーロドル1.1250~1.1380
豪ドル円73.50~74.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場の関心は新型コロナウィルス感染拡大懸念から、再び米中貿易問題に集まりつつある。先にナバロ米大統領補佐官が中国との貿易合意は終わったと言及したが、トランプ大統領は中国との合意は全く損なわれていないと述べるなど、米国内でのコンセンサスが欠如していると言わざるを得ない。そして、中国側としても、トランプ大統領の再選が確実視されていない以上、引き続き米中対立構造を強化せざるを得ない状況にあり、今後も米中の覇権争いが顕在化していると見なした方が一考であろう。その中、市場には経済再活動の楽観的な見方もあるが、反面、第2波感染拡大懸念による悲観論もあり、相対的にリスク回避の有無に振り回される相場環境にあることは間違いないだけに、引き続き相場が大きく動意づいてからの始動が得策であろう。

一方、ドル円は米国株式市場の堅調さもあり、ドル円107円台を回復していたが、トラン政権の脆弱性を含めて、コロナウィルス感染が米国のGDP15%に当たるカリフォルニア州で急増しており、リスク回避の円買いに傾斜している。ただ、ドル円105円台では利益確定買いや実需買いも含めた抵抗レベルでもあり、過度な円高期待は自重局面にある。引き続きレンジ幅ドル円105.80~107.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは、各国が経済再活動に前向きな姿勢を見せる中、6月のユーロ圏PMI速報値は予想以上に強い内容となり、やや買い戻しに安堵感が広がり、底堅い展開を見せている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1250~1.1380を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円106円割れから押し目買いと共に、107円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.12台半ば前後から押し目買いと共に、1.13台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は売り急ぐことなく、現状ではドル円107円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。他方、輸入企業はドル円106円台半ば前後から押し目買いを実施しており、現状では106円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ユーロドル1.13台以上からナンピン売りを随時実施しており、現状では1.13台後半からナンピン売りと共に、1.12台半ば前後から押し目買いで対応している。

●クロス円は、ドル円106円割れではロング、107円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は120円前後から押し目買いと共に、121円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは73円台半ば前後から押し目買いと共に、74円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円105.35107.55
ユーロ円119.45121.55
ユーロドル1.12051.1420
豪ドル円73.0075.20

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆106.50(SL105.80売り)
ユーロ円ショート50,000☆121.00(SL121.40買い)
ユーロドルショート50,000☆1.1330(SL1.1380買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆▼107.30(SL106.50売り)-¥40,000
2020年6月収支経過(01~23日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥10.000-¥40,000
ユーロ円-¥150,000
ユーロドル±¥0+$50
豪ドル円-¥42,500+¥10,000
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000☆121.00(SL121.50買い)
ユーロドル売り50,000★△1.1280(1.1270ロングカバー)+$50
豪ドル円買い50,000★△73.30(73.50ショートカバー)+¥10,000
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000107.70
ドル円買い50,000☆106.50(SL106.00売り)
ユーロ円売り50,000121.40(SL121.90買い)
ユーロ円買い50,000120.20
ユーロドル売り50,000☆1.1330(SL1.1380買い)
ユーロドル買い50,0001.1220(SL1.1170売り)
豪ドル円売り50.00074.80(SL74.50買い)
豪ドル円買い50,00073.50(SL73.00売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000107.00
ドル円買い50,000105.80(SL105.30売り)
ユーロ円売り50,000121.40(SL121.90買い)
ユーロ円買い50,000120.10
ユーロドル売り50,0001.1370(SL1.1420買い)
ユーロドル買い50,0001.1270
豪ドル円売り50.00074.70(SL75.20買い)
豪ドル円買い50,00073.50(SL73.00売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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