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為替モーニング東京市場2021年7月9日

2021年07月09日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円109.30~110.50
ユーロ円129.50~130.70
ユーロドル1.1780~1.1900
豪ドル円81.00~82.20
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米10年債利回りは一時1.25%を下回る中、本来ならば金利低下は株式市場の追風になるはずであるが、NYダウ平均は一時500ドル超下落するなど、市場全般が様変わりの様相を呈し始めている。FRBは金利正常化に意欲的ではあるが、出口戦略は想定以上に緩やかなペースになる可能性が有力視されており、相対的にドルロングを手仕舞う動きが優先されている。また、新型コロナウィルスの変異株に対する先行き懸念が再燃、そして、先に中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率引き下げ、中小企業に向け金融支援を強化する可能性を示唆しており、中国経済の鈍化懸念が深まると共に、中国の10年国債利回りが3%割れとなったことが嫌気され、リスク回避手段として、米債券利回りの低下にも繋がっているとの見解も少なくない。いずれにしても、市場は過剰流動性資金の行き場探しの状態に陥っており、相対的にはストップロスを交えながら落ち着きのない相場展開を余儀なくされている。引き続き相場が大きく動意づいてからの始動を心がけるべきであろう。

一方、ドル円は心理的節目の110円を割り込み、ロング勢の見切り売りが加速しているが、リスク回避のドル買いと円買いが同時進行しており、更なる下値トライには慎重になっている。引き続きレンジ幅ドル円109.30~110.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはECBの出口戦略は柔軟性を帯びた内容であるが、依然として、米ドル主導及びポンド動向に振られる展開は否めないだけに、引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.1780~1.1900を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円109円台半ば割れから押し目買い共に、110円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.18割れから押し目買いと共に、1.19前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円110円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円109円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状では、ユーロドル1.19前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、買いは1.18割れから押し目買いを継続している模様。

●クロス円は、ドル円109円台半ば割れではロング、ドル円110円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は129円台半ば前後から押し目買いと共に、130円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは81円前後から押し目買いと共に、82円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円108.80110.85
ユーロ円129.00131.10
ユーロドル1.17351.1950
豪ドル円80.5582.70

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆110.00(SL109.30売り)
ユーロ円ロング50,000☆130.00(SL129.50売り)
ユーロドルロング50,000☆1.1790(SL1.1780売り)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング50,000★▼130.80(SL130.00売り)-¥40,000
ユーロ円ロング50,000★▼130.50(SL130.00売り)-¥25,000
豪ドル円ロング50,000★▼82.70(SL82.30売り)-¥20,000
2021年7月収支経過(01~09日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円-¥25,000-¥65,000
ユーロドル-¥13,000(-ドル100)
豪ドル円-¥45,000-¥45,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000☆110.00(SL109.60売り)
ユーロ円買い50,000☆130.00(SL129.50売り)
豪ドル円買い50,000★▼82.30(SL81.80売り)-¥25,000
前日の売買&予定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000110.70
ドル円買い50,000109.50(SL109.00売り)
ユーロ円売り100,000130.50
ユーロ円買い100,000129.50(SL129.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1880
ユーロドル買い50,0001.1780(SL1.1730売り)
豪ドル円売り50,00082.30(SL82.80買い)
豪ドル円買い50,00081.00(SL80.50売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000110.40
ドル円買い50,000109.30(SL108.80売り)
ユーロ円売り100,000130.50
ユーロ円買い100,000129.50(SL129.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1880
ユーロドル買い50,0001.1780(SL1.1730売り)
豪ドル円売り50,00082.20(SL82.70買い)
豪ドル円買い50,00081.00(SL80.50売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会