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為替イブニング海外市場2017年5月09日

2017年05月09日

※最新情報(為替モーニング東京市場2017年5月10日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     113.00~114.50
ユーロ円    123.30~124.50
ユーロドル   1.0850~1.1000
豪ドル円    82.80~84.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

日経平均株価は前日の大幅高の反動から52円安と軟調に推移しているが、地政学的リスクと政治学的リスクが後退する中、米金利先高観測を背景にドルの買戻し志向が強まっている。
一部では堅調な株価と共に、20,000円台回復の見方が支配的であり、時期尚早とは言え、遅かれ早かれドル円115円トライを視野に入れる必要があるが、反面、米当局側からは更なる円安局面では、貿易赤字削減に向けた潜在的なドル高けん制圧力もあり、過度な円安局面は自重と捉えたほうが一考であろう。

一方、ドル円は次回FOMCでの利上げはほぼ織り込み済みではあるが、総括的にはリスク回避の動きが米債に集中しやすい外部環境にあり、思惑通りに債券利回りの上昇が伴わない現象になる可能性があり、拙速的なドルの買戻しは自重局面に差し掛かっている。

他方、ユーロドルは仏大統領選を終え、材料出尽くし感を踏まえた利益確定売りが優先されており、1.09前後で一進一退の展開を余儀なくされている。
今後ユーロ経済をめぐって独仏両国の一層の協力体制が求められるが、仏大統領が政治家として未知数な部分が多々ある以上、ユーロドル1.100台の上値の重さが改めて意識されている。

●戦略的には、ドル円はレンジ幅を113.00~114.50円まで拡大し、上記レベル前後からナンピン売買で対応することを勧める。
一方、ユーロドルは、今朝と同様に1.08台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、1.10前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株高期待から底堅い展開と判断しているが、ドル円114円台では実需や利益確定売りが散見されており、上値トライには慎重になっている。
輸出企業はドル円114円台からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業は113円前後から少なめの押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続きポジション調整に追いやられる中、現状ではユーロドル1.10前後からナンピン売りと共に、1.08台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円113円割れではロング、114円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は123円台半ば割れから押し目買いと共に、124円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は83円割れから押し目買いと共に、84円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      112.55   114.90
ユーロ円     122.80   125.20
ユーロドル    1.0790   1.1030
豪ドル円     82.40    84.70

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年5月収支経過(01~09日)
通貨     プラスマイナス       前日比
ドル円    -¥110,000        -¥25,000
ユーロ円   -¥45,000        +¥40,000
ユーロドル  -¥31,000(-$250)   
豪ドル円

現在のポジションと決済指値

ドル円ショート 50,000 ☆113.70(SL114.40買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

■本日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ショート 50,000☆▼113.20(SL113.70買い)-¥25,000


前日の売買 東京市場

ユーロ円買い  50,000 ☆123.30(SL122.60売り)

前日の売買 海外市場

ドル円売り    50,000 ☆113.20(SL113.80買い)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り    50,000 ☆113.70(SL114.20買い)
ドル円買い   50,000  112.80
ユーロ円売り  50,000☆△124.10(123.30ロングカバー)+¥40,000
ユーロ円買い  50,000  123.00(SL122.30売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1000(SL1.1050買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0870(SL1.0800売り)
豪ドル円売り  50,000  84.00(SL84.60買い)
豪ドル円買い  50,000  82.80(SL82.20売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り    50,000  114.30(SL114.90買い)
ドル円買い   50,000  113.00
ユーロ円売り  50,000  124.70(SL125.30買い)
ユーロ円買い  50,000  123.20(SL122.50売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0980(SL1.1030買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0850(SL1.0790売り)
豪ドル円売り  50,000  84.20(SL84.80買い)
豪ドル円買い  50,000  82.80(SL82.20売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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