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第516回 イベント前に「ポジション調整は当たり前」…!?

2018年06月08日

マネーパートナーズからのお知らせ:2018年6月15日(金)の本コラムは、筆者都合により休載します。
なお直近のマーケット状況につきましては、15日の「東京マーケットワイド(東京MX等で放送)」に筆者が電話出演した際にコメントしております。
その際のYouTube動画を当社公式Twitter、および当社公式Facebookにて公開しておりますので、ご覧いただければ幸いです。

・【当社公式Twitter】東京マーケットワイド・FXフォーカス6月15日
https://twitter.com/ManepaOfficial/status/1007505773604114432
・【当社公式Facebook】東京マーケットワイド・FXフォーカス2月16日
https://www.facebook.com/manepa.fx/posts/1762331327139203


 2カ月ぶりの更新になります。サボってばかりですいません。

「米景況への楽観論(日米金利格差拡大観測)」「喫緊の南欧政治リスク後退(イタリア&スペイン)」が台頭する中、6日には再び110.261円へと上値を伸ばしました。しかし“200日移動平均線(当時110.191円)”に押さえられるという“テクニカル的要因”と共に、カナダG7首脳会議(8~9日)/米朝首脳会談(12日)/FOMC(12-13日)といった“主要イベントを控えるスケジュール感”を背景に、現在は利益確定売りがマーケットをけん引している印象があります。

 いわゆる“トランプ騒動(米保護主義)”に揺れるカナダG7に関しては、現時点で「予断を許さない」といわざるを得ません。進展が期待される米朝首脳会談も、相手が北朝鮮ということを考えれば「劇的な地政学的リスク低下は望み薄」と見られるところです。好調な米景況感を背景に「大きく下げる要因は少ない」と見られるFOMCにしても、「年3回 or 年4回」で見方が割れていることを考えれば「(現時点では)方向感は定めづらい」といわざるを得ないのが実状といえます。そう考えるとイベント通過までは“膠着が続く”可能性が高く、場合によっては“もう一段の下押し”も覚悟せざるを得ないのかもしれません。

 もっともテクニカル的に “200日移動平均線(本稿執筆時は110.185円)”がガッチリと上値を押さえつけたように、 “日足・一目均衡表先行スパンの雲(108.566-107-331円)”がガッチリと下値は支えている印象はあります。その手前には“日足・一目均衡表転換線(同109.185円)”“50日移動平均線(同108.828円)”も展開しているとなると、「より下値が支えられる」「一気に崩れるは期待薄」と見るのが自然ということになります。

 もちろん楽観はできませんが、「あくまでポジション調整」「押したところは買い拾い」と考えて、臨みたいところです。イベント通過後のトレンド回帰を期待しながら…。


※当コラムは毎週金曜日の更新です(金曜日が祝日の場合は休載となります)。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

コラム一覧

鈴木郁雄の実践トレーディング 外国為替古今東西 行天豊雄 外貨投資 転ばぬ先の智慧 田嶋智太郎
市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

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