FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

FX・CFD・証券取引・外国為替のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > 武市のなぜなにFX > 第459回 “3週続伸”“61.8%”と関門多いが、超えた時の報酬は大きい…!?
武市のなぜなにFX

最新の記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

第459回 “3週続伸”“61.8%”と関門多いが、超えた時の報酬は大きい…!?

2016年05月13日

マネーパートナーズからのお知らせ:

2016年05月20日(金)の本コラムは、筆者都合により休載します。なお直近のマーケット状況につきましては、当社お客様限定ですが『会員専用サイト』内で公開の特別動画『マーケット・チェック 15分Webセミナー』にて、筆者が解説しております。


 米雇用統計は芳しくなかったものの、週が変わっても買い戻し圧力が勝りました。初めて「介入」という言葉を用いた麻生財務相等の“円高けん制(介入示唆?)発言”が効いた面もありますが、やはり“記録的な水準に膨らんでいた(反動のエネルギーが相当溜まっていた)”投機筋の円買いポジションの巻き戻しが先行した影響が大きいです。“4/11安値(107.626円)”と突破すると巻き戻しに拍車がかかり、“4/28~5/3の38.2%戻し(107.966円)”“同50%戻し(108.712円)”を次々と突破して、109円半ばまで上値を拡大しました。


 もっとも“同61.8%戻し(109.457円)”を超えるには、未だ至っておりません。持ち直したといっても株式動向は不安定なままであり、堅調に推移しているように見える原油動向も先行きは依然として不透明です(中東の増産凍結に関しては、まだ何ら決まっておりませんので…)。テクニカル的な買いシグナル(安値圏で出現した“下髭の長く”“前日の実体部分を上回って”引けたい3日の陽線)で反発した格好ですが、上値の重さ(戻り圧力の強さ)は否めないところです。


 今年に入ってから見られたドル円の反発局面(陽線)は、週足を見る限り“全て2本(つまり2週間)以内”に留まっています。今週の終値は現時点で未定ですが、“2週目の陽線もほぼ確定的”と見られる状況から考えると、来週も陽線であれば“今年初めての3週続伸”ということになります。“本格的なドルのセンチメント改善”と捉えられる可能性が少なくないだけに、そう意識されるだけで“上値トライ”をしてくる可能性が否定できません。一方で関門となる前記“61.8%戻し”でまごつくと、そうした意識が急速にしぼんでくる可能性が懸念されるところです。


 来週のマーケットに影響を及ぼすイベントとしては、米小売売上高(13日)、米国債利払い・償還(15日)、米消費者物価指数(17日)、本邦1-3月期GDP(18日)、仙台G7(20-21日)/伊勢志摩サミット(26-27日)への思惑等が考えられるところです。


 事前予想がすでに上がっているのは少し気になりますが、“自動車販売が持ち直しており、ガソリン反発によるガソリンスタンドの売上回復”が期待できることを考えると、本日の「米小売売上高」はそう悪い数値にはならないと考えています。ガソリン反発という点では「米消費者物価指数」も同じですので、直近の米経済指標が芳しくないとはいえども、この2指標に関して筆者は結構楽観的に見ています(決めつけるのはいけませんが…)。「米国債利払い・償還」は確かにレパトリエーション(日本国内への資金回帰⇒円高)の懸念が残りますが、700億ドルという規模を考えると「これだけでは大きく崩れる要因にはならない」と考えることが可能です。「本邦1-3月期GDP」は“プラス成長回帰”が予想されていますが、ただギリギリ(+0.1%)なだけに安心はできません。それでも仮に悪かったとすれば「次回日銀会合で追加緩和に踏み切る」との思惑が浮上する可能性が残るだけに、悲観する要因ではないと考えます。となると問題となりそうなのは「仙台G7(20-21日)/伊勢志摩サミット(26-27日)への思惑」くらい…。


 いつものように「株式・原油動向を睨み(リスク回避の有無を確認し)つつ」、「当局の決意を窺う仕掛け的な円買い」が入る可能性を鑑みながら、「“61.8%戻し”の早期突破」、ひいては「110円の大台回復」を期待する1週間と考えたいところです。

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

コラム一覧

鈴木郁雄の実践トレーディング 外国為替古今東西 行天豊雄 外貨投資 転ばぬ先の智慧 田嶋智太郎
市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、取引の額の4%の額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

このページの先頭へ

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > 武市のなぜなにFX > 第459回 “3週続伸”“61.8%”と関門多いが、超えた時の報酬は大きい…!?