FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

FX・CFD・証券取引・外国為替のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > 武市のなぜなにFX > 第461回 予想から乖離する可能性あるも、米早期利上げ観測の“大勢には影響なし”…!?
武市のなぜなにFX

最新の記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

第461回 予想から乖離する可能性あるも、米早期利上げ観測の“大勢には影響なし”…!?

2016年06月03日

 イエレン議長のタカ派発言を機に上に抜けたドル円でしたが、日足・一目均衡表先行スパンの雲上限(当時111.250円水準)に抑え込まれる形で反落しました。その後は“Brexit(英国のEU離脱)懸念”、“米商品投資顧問(CTA)”と見られる仕掛け的な株売り・円買い、“大型補正&財政出動”に対する言及しなかった安倍首相会見、佐藤日銀審議委員の「2%の物価目標の存在意義に疑問」発言からくる“日銀追加緩和期待の後退”、さらには「生産枠の上限設定の合意ならず」となった“OPEC(石油輸出国機構)総会”まで材料視され、リスク回避姿勢はドル円を108.50円水準まで押し下げました。


 もっとも“OPEC総会”は事前の期待がそれほど高かったわけではなく、現時点で影響度はかなり低下してきています。“Brexit”も国民投票までは紆余曲折が予想され、現時点で一方向に決め打ちするのはリスクです。“米商品投資顧問(CTA)”の仕掛け的な動きも一応一服しており、“大型補正&財政出動”“日銀追加緩和期待”はスケジュールを考えるとこれからです。“ECB理事会&ドラギ総裁記者会見”も無風通過となったことで、マーケットの目はやはり米雇用統計⇒米早期利上げ観測の確認に向かいやすいと考えられます。


 その米雇用統計、事前予想は「非農業部門雇用者数:+16.0万人」「失業率:4.9%」「時間当たり平均賃金:+0.2%、年率換算+2.5%」となっており、まずはここからの上振れ/下振れが注目されるところです。前哨戦のISM製造業景況指数は悪くなく、ADP雇用統計もまずまずでした。Brexit絡みで“6月利上げ”を疑問視する声も上がっていますが、現在の思惑はあくまでも“6月もしくは7月利上げ”であるだけに、“遅くとも7月までに利上げ”との思惑が後退しない限り、大勢に影響はないように感じます。逆にいえば“7月利上げも無理”と判断するには「かなりインパクトのあるネガティブサプライズ」が必要となってくるだけに、仮に予想を下回ったとしても“ドル売りは一時的”との期待は募ります。


 もちろん結果次第ですので、「上回ればドル買い」「下回ればドル売り」が基本ということになります。それでも“7月利上げも無理”と判断するほどの「インパクトあるネガティブサプライズ(+10万人を大きく下回る等)」でもない限り、米早期利上げ観測の大勢には影響ないと見たいところです。ただし調査期間中に発生していた米通信大手・ベライゾンのストライキ(3万5100人規模)の影響が読み切れないだけに、“事前予想から大きくブレる(乖離する)”つまり“発表直後に大きく揺れ動く”可能性については、いつも以上に注意しておきたいところです。

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

コラム一覧

鈴木郁雄の実践トレーディング 外国為替古今東西 行天豊雄 外貨投資 転ばぬ先の智慧 田嶋智太郎
市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXについては、受渡取引に限り、1通貨単位あたり最大0.40円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、取引の額の4%の額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

このページの先頭へ

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > 武市のなぜなにFX > 第461回 予想から乖離する可能性あるも、米早期利上げ観測の“大勢には影響なし”…!?