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第463回 次は英国民投票 - 動意づくのは“結果判明後”が一般的だが、“かなり前”から動き出す噂…!?

2016年06月17日

マネーパートナーズからのお知らせ:
2016年06月24日(金)の本コラムは、筆者都合により休載します。なお直近のマーケット状況につきましては、当社お客様限定ですが『会員専用サイト』内で公開の特別動画『マーケット・チェック 15分Webセミナー』にて、筆者が解説しております。

 衝撃的な動きから一夜明け、マーケットは“一応”落ち着きを取り戻しつつあります。“現状維持”予想が大勢を占める(…というか、一部を除けばほぼ皆無)中、日銀金融政策決定会合はその“現状維持”を決定したものの、リスク回避の円買いが加速しました。重要な抵抗帯と見られた105円台を素通りしたドル円は、104円台をも突き抜けて103円半ばまで売り込まれました。

 この動きを「失望感の台頭」と解説する向きもありますが、“想定通り”であったことを考えると違和感が残ります。やはりアルゴリズムを駆使した投機筋が仕掛け的な円買いを持ち込み、それに多くのストップロスが巻き込まれたと考えた方がしっくりときます。そして“無理仕掛け”ということになりますので、NYタイムにその反動が入ったことでドル円・クロス円も急速に値を戻したと考えるのが自然です。

 こうしてリスク回避姿勢は依然として残っているものの、兎にも角にも日米主要イベントを終えたことでマーケットは次のテーマに移ると見られます。

 当然それは、スケジュールから考えると “英国のEU離脱(Brexit)を巡る国民投票”ということになります。最新の世論調査では “離脱(Brexit)”が上回っていますが、ブックメーカー(賭け屋)のオッズを見ると“残留(Bremain)”が勝っているなど、依然として思惑は割れています。「選挙に絡む英世論調査の信憑性は高くない」との話もありますが、だからこそ結果が読み辛くなっているのが実情です。

 その英国民投票のスケジュールを見ると、
 ・投票締め切りは“日本時間24日早朝6:00”
 ・開票は“同8:00~順次”
となっています。「出口調査の公表なし(予定)」を考えると、順次公表される結果で“一喜一憂”しつつも“明確な方向感は定まらず”、一方向へ一気に動き出すのは“大勢が判明する昼ごろ”というのが一般的な見方になります。

 ただ「一部のヘッジファンドが出口調査を独自に行う」との噂が流れており、それを元にした結果予想を会員向けに随時公表するとの話もあります。その情報を得るのに必要な料金は「実に50万ポンド(約7500万円)」ともいわれますので、確度はそれなりに高いのかもしれません。もちろんこのような話をしても内容を窺い知ることもできず、またあくまでも噂ですが、仮にこの情報を見た人間がいるとすれば、当然マーケットにオーダーを出してくることが考えられます。

 …となると大勢が判明する前でも“不意に動意づく(しかも大きく)”という展開も、当然考えておかなければならないことになります。ヘッドライン(ニュース)が流れていない時に動意づくようなことでもあれば、それは独自の出口調査に基づいたオーダーなのかもしれないからです。

 繰り返しになりますが、あくまでも噂です。それでも「第一報は日本時間23日20:00辺り~」との話も聞こえてきますので、一般的な見方に縛られることなく、23日欧州タイム以降は「いつ動意づいてもおかしくない」と考えておいた方がよさそうです。長丁場になりますが(何せこの噂が本当だとすると、23日20:00~大勢が判明する24日昼過ぎまで一瞬たりとも気が抜けない展開になりかねないのですから…)。

 個人的には「最後は残留に落ち着く」と見ていますが、仮に離脱となれば「マーケットに激震が走る(リスク回避の円買い加速は必定?)」と見られるだけに、決して楽観はできないところです。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

コラム一覧

鈴木郁雄の実践トレーディング 外国為替古今東西 行天豊雄 外貨投資 転ばぬ先の智慧 田嶋智太郎
市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
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