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武市のなぜなにFX

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第479回 調整を懸念する局面も、期待はさらに膨らむ…!?

2016年10月28日

マネーパートナーズからのお知らせ:

2016年11月04日(金)の本コラムは、筆者都合により休載します。なお直近のマーケット状況につきましては、当社お客様限定ですが『会員専用サイト』内で公開の特別動画『マーケット・チェック 15分Webセミナー』にて、筆者が解説しております。



 ようやくドル円は105円台に乗せてきました。“もうしばらく膠着が続く”に傾斜しかけていただけに、買い方にとっては朗報だったといえます。特に“終値ベースで大台に乗せた”ことが大きく、“もう一段の上値追い”も膨らみやすいと見られます。

 もっとも心理的な節目(105円)に乗せたことで、“目先の上値目標達成感”が台頭する可能性も懸念せざるを得ないところです。また来週は日銀金融政策決定会合(1日)、FOMC(2日)が予定され、週末(4日)には米雇用統計も行われます。その他にも豪・英の金融政策(1日/3日)等も予定される“イベント目白押し週”であり、“一本調子の上昇には???”を付けざるを得ないところでもあります。

 それでも日・米金融政策は“現状維持”が見込まれており、波乱となる可能性は“限りなく低い”と見られます。英・豪金融政策は波乱の要素を秘めていますが、ドル円への直接的な影響はそれほど大きくありません。米雇用統計は結果が出るまでわからない面がありますので前哨戦段階から揺れ動く可能性が残りますが、仮に非農業部門雇用者数が+10万人程度に落ち込んだとしても「完全雇用に近い状況である以上、12月利上げの支障になるとは想定しづらい」と考えます。

 もちろんここから先は見方がわかれるところであり、“高いところをついていく”にはそれ相応のリスクも伴います。しかし“一本調子の上昇には???”との前記思惑が存在する割に、テクニカル的には“200日移動平均線(現在は107.250円)”“7/21高値(107.481円)”が次なるターゲット、最終的には“15/6/5~16/6/24の38.2%戻し(109.191円)”への期待も膨らもうかといった局面でもあります。

週足・一目均衡表基準線(現在は105.166円)付近で膠着している状況ですので“過度の期待感は禁物”であり、また“各種イベント”&“株式・原油・債券利回り”の成り行きも見守る必要もありますが、引き続き「押したところはしっかりと拾っていく」を基本に臨みたいところです。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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