FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

武市のなぜなにFX

最新の記事

第529回 引き続き“伸び悩む”を想定しつつも、吹き上がりは“もう目前”…!?

2018年09月21日

 “伸び悩む”を想定して臨んだ今週でしたが、意に反してジワリジワリと上値を伸ばす展開でした。「新興国通貨安懸念」「米中貿易戦争懸念」の後退は予想以上の“リスク選好姿勢”をもたらし、18日に“8/1高値(112.147円)”を明確に上回ると、本日(21日)には“7/20高値(112.621円)”をも上回る上伸を見せました。

一方で“上値の重さ”も払拭されたとはいい切れず、史上最高値を更新したNYダウ+3.09%台へ上昇した米10年債利回り+前記リスク選好姿勢を持ってしても、“年初来高値(1/8:113.380円)”はおろか“113円ライン”にも到達出来ていないのが実状といえます。

こうした中、来週は“FOMC(米連邦公開市場委員会:25-26日)”が予定されています。ただ「25bp(0.25%)利上げ」が確実視されている以上、波乱が起こる可能性は“限りなくゼロに近い”と考えることは可能です。ポイントは「経済・金利見通し」と見られますが、至って堅調な米国経済+揺るがない米利上げ観測+主だった懸念は後退を考えれば、こちらも“知ったら終い”以上は想定しづらいところです。

…となると、より注目が集まるのは“日米貿易協議(24日)/日米首脳会談(26日)”と考えるのが自然です。「日本に飛び火する」という可能性が残る限り“上値を買い上がれるか?”は疑問、“手控えムードが広がりやすい”と見ることが可能だからです。

ただしドル円は上値を伸ばしていますが、対円を除けば“ドル売り優勢”というのが実状です。そして“ドル買いけん制(いわゆるトランプ砲)”の過去を調べると、発せられた時期はいずれも“ドルインデックスの上昇局面”とかぶっています。つまり8/15をピークに低下傾向を見せている状況では、「ドル高けん制は入りづらい」と考えることも可能…?

来週は、日足・一目均衡表先行スパンの雲にネジレも生じます。引き続き、目先は“伸び悩む”を頭の片隅に残しておきたい局面と考えますが、年初来高値更新に向けた吹き上がりは“もう目前”との期待も、しっかりと頭の片隅に残しておきたいところです。


※当コラムは毎週金曜日の更新です(金曜日が祝日の場合は休載となります)。

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

コラム一覧

鈴木郁雄の実践トレーディング 外国為替古今東西 行天豊雄 外貨投資 転ばぬ先の智慧 田嶋智太郎
市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

このページの先頭へ

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > 武市のなぜなにFX > 第529回 引き続き“伸び悩む”を想定しつつも、吹き上がりは“もう目前”…!?