FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

武市のなぜなにFX

最新の記事

第556回 “年初来高値”が見えてきた…! - ただし一気に突破できなければ…?

2019年04月05日

 「110円半ばの膠着」「111円前半の膠着」を経たドル円は、注目の「200日移動平均線(本日は111.485円)」を“終値ベースで”突破しました。同時に「20日移動平均線(同111.061円)」も“上向き”に転じてきていますので、テクニカル的に見ると「上昇トレンド本格化の兆し」と見ることも可能ということになります。いよいよ“3/15高値(111.900円)”“112円ライン”を経て、“200週移動平均線(同112.076円)”ともほぼ重なる“年初来高値(3/5高値:112.134円)”も見えてきたということになります。

 もっとも懸念は払拭されたわけではありません。「世界経済の失速懸念」を背景にした“リスク回避/選好”は一服しましたが、それは単に「本当に世界経済は失速しているのか?」を確認するステージに移行したと考えるのが自然だからです。つまり今後は「経済指標(特に雇用と景況感)がこれまで以上に重要」という局面に入りつつあり、その浮き沈みを見極めているのに過ぎない可能性が否めないからです。本日予定される米雇用統計次第では“もう一段の上値追い”への期待も高まろうかといったところですが、それのみで“見極めた”とはいえないからです。

 もう一つ、いよいよ来週は「(EU側が設定した)Brexitの最終期限(4/12)」を迎えます。メイ英首相の変節(労働党との協調)を背景に「関税同盟への残留」等への期待が高まったのは事実ですが、反面「(身内であるはずの)保守党からの造反」が懸念される局面になりつつあります。可決できなければ、嫌でも離脱推進派は「長期のBrexit延期」を受け入れざるを得ず、そうでなければ「合意なきBrexit」に突入する可能性は“相応は残っている”と見るのが自然だからです。

 …となると「米中通商協議への期待感」「テクニカルの後押し」から“底堅い”は見込まれるドル円ですが、目先は“盛り上がりに欠く(伸び悩む)”と見るべきか…?米雇用統計の結果次第ではありますが、“年初来高値”を一気に突破することができれば…?


※当コラムは毎週金曜日の更新です(金曜日が祝日の場合は休載となります)。

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

このページの先頭へ

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > [連載終了]武市のなぜなにFX > 第556回 “年初来高値”が見えてきた…! - ただし一気に突破できなければ…?