FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

武市のなぜなにFX

最新の記事

第562回 またしても踏まされる「週末の踏み絵」…!?

2019年05月24日

 「ヘッドラインで振り回される(揺れ動く)」は続いていますが、今週は週央に流れが変わりました。“21日高値(110.670円)”まではリスク選好ムードが先行していましたが、「米中通商懸念の再燃」を背景に一転してリスク回避ムードが台頭しているからです。これを背景にドル円は、“23日安値(109.456円)”へと突き落とされています。

 リスク選好ムードが漂っていた週央まででも、“上値の重さ”は相変わらずでした。これは「米中通商懸念は払拭されたわけではない」との意識が強かったからであり、そう考えると今回の反落は先週記した「どちらも深追いは禁物」に当てはまっただけといえます。そういう意味で“違和感”はありませんが、ただ“スピードが速い”のは事実です。そうした中で本日は「米英3連休前(27日は米メモリアルデー/英スプリングバンクホリデーで共に休場)」というスケジュール感になりますので、その辺りの“調整(巻き戻しの有無)”が目先のポイントいうことになりそうです。

 テクニカル的に見ると、週末段階では「先週・先々週と変わっていない」ことがわかります。ポイントは“週足・一目均衡表先行スパンの雲下限(現在は109.590円)”であり、「同ラインを維持して週末を終われるか?」に注目が集まっているからです。

 同ラインを割り込んで週の取引を終えるようなことがあると、テクニカル的には「下落シグナルが点灯」という格好になります。「イメージは下方向」が先行している状況ですので、“さらなる下値追い”も覚悟せざるを得ないことになります。一方で、先週・先々週は“割り込む場面(先週などは一時109円割れギリギリまで…)”こそ見られましたが、終値ベースでは割り込みませんでした。そしてこの「シグナル点灯の阻止」を背景に、冒頭で記した“21日高値(110.670円)”への上昇につながったのは、記憶に新しいところです。

 週末ごとに越えなければならない「“週足・一目均衡表先行スパンの雲下限”の踏み絵」…。「好悪入り混じる」になりやすい状況は変わっていないことから「同様の展開」を期待していますが、今週は果たして…?


※当コラムは毎週金曜日の更新です(金曜日が祝日の場合は休載となります)。

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

このページの先頭へ

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > 武市のなぜなにFX > 第562回 またしても踏まされる「週末の踏み絵」…!?