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マネパ為替分析 日刊レポート

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“もう一段の巻き戻し”が台頭する可能性は十分…!?

2019年07月31日

◆膠着続く - FOMCを控え…

 “ポンド売り”は引き続き目立っていましたが、ドル円は“静かなもの”でした。

 『躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる』との文言こそ盛り込まれましたが、注目の日銀会合は“(フォワードガイダンスを含めて)動かず”でした。
 米・欧に比べて“ハト派色が薄い”との認識は否めないだけに、緩やかに“円買い”が進行する場面も見られたのも事実です。
 しかしマーケットの関心が「FOMC」へと向かう中、それ以外の動意は“限定されやすく”、「108円半ば~後半の揺れ動き」から外れることはありませんでした。


◆本当に「複数回の年内追加利下げ」が示唆される…?

 こうした中、いよいよその「FOMC」を迎えます。

 「25bp利下げ」が有力視される中、一時騒がれた「利下げの幅(25bp or 50bp…?)」はそれほど騒がれていないのが実状です。
 仮に「50bp利下げ」ともなれば“サプライズ(ドル売り)”でしょうが、その可能性は“かなり低い”と考えます。
 このため注目は「年内追加利下げ示唆の有無」、そして「その回数(何回か?)」と見られるところです。

 本稿執筆時の金利先物では「年内1回:12.9%/年2回:36.4%/年3回:35.1%/年4回以上:15.6%(本日分含む)」となっていますので、「複数回(87.1%)」が大多数を占めていることになります。
 しかし直近の米経済指標は“米景気減速は限定的”を示唆する発表が目立ち、ダドリー前NY連銀総裁からは『米利下げは一度切りで終わる公算』との指摘も跳び出しました。
 トランプ米大統領は『大幅利下げ』と圧力をかけていますが、本当に「複数回の年内追加利下げ」を示唆できるのか…?

 あとは“結果次第”であり、発表までは“神経質な揉みあい”も想定されますが、“もう一段の織り込み度合い反落(巻き戻し⇒ドル買い)”となる可能性は十分と考えたいところです。
 その上で“米株動向”を睨み、“株反落⇒リスク回避⇒円買い”となる可能性(度合い)を見極めたいところです。


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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