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マネパ為替分析 日刊レポート

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「米金利先安観」が下値を支える…!?

2019年10月04日

◆ISM非製造業景況指数も悪化 - ドル円続落
抗えなかった…。

注目のISM非製造業景況指数は“2016年8月以来の低水準(52.6)”を記録し、マーケットは「米景気悪化」を声高に主張しました。
米10年国債利回りは“1.50%台”へと低下、NYダウも“335ドル超”の続落を見せる中、ドル円は“106.484円”へとさらに売り込まれました。

「米中通商懸念⇒製造業を収縮⇒いよいよサービス業にも波及」を連想させたことで、“下振れに反応しやすくなった”感があるのは否めないところです。
また「8月急落前レンジ(107-109円)」を割り込み、「ダブルトップ」を完成した格好になるテクニカル的からも“同じこと”が懸念されるところです。
ただし、その分だけ“リスク選好”を後押し… - 米金利先安観
それでも「米金利先安観の高まり(すでに金利先物では、10月利下げ確率を90%超で織り込み済)」もあり、NYダウは“123ドル高”に反発して引けました。
このため影響もあり、結局ドル円も“日足・一目均衡表先行スパン上限(106.880円)”に押し戻されて引けています。
懸念された「ストップロス」は“小幅”に留まっており、現時点では“崩れた”とはまだいい切れない状況ともいえます。

米雇用統計の事前予想は「非農業部門雇用者数(NFP:+14.5万人)/失業率(3.7%)/平均時給(前月比:+0.3%/前年同月比:+3.2%)」ですので、まずはここからの“乖離具合”が注目されるところです。
仮に下回ると“さらなる下振れ”は否めないところがありますが、それでも前記したように“思惑はすでに下方向”へと傾斜していることを考えれば、“リスク選好姿勢(円売り)”が下値を支える可能性は十分…。
それでいて上回るようなことがあると…?

決して楽観はできず、厳しい状況も続きますが、過度に悲観する必要はないと考えたいところです。 

◆ドル円 抵抗・支持ライン
注:米雇用統計が予定されるため、普段より値幅を拡大しています。

108.000(大台)
107.892(10/2高値)
107.701(10/1~10/3の61.8%戻し、100/20日移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
107.501(20週移動平均線)
上値5:107.465(10/1~10/3の50%戻し、日足・一目均衡表転換線)
上値4:107.296(10/3高値、ピボット1stレジスタンス)
上値3:107.177(-1σ、10/1~10/3の38.2%戻し)
上値2:107.108(日足・一目均衡表基準線)
上値1:106.980(50日移動平均線、大台)
前営業日終値:106.898(日足・一目均衡表先行スパン上限)
下値1:106.698(-2σ)
下値2:106.484(10/3安値、週足・一目均衡表転換線、8/26~9/18の50%押し水準、ピボット1stサポート)
下値3:106.324(9/5安値)
下値4:106.235(日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値5:106.081(ピボット2ndサポート)
105.983(8/26~9/18の61.8%押し、大台)
105.829(9/4安値)
105.741(9/3安値)
105.651(8/26安値、ピボットローブレイクアウト)

※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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