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マネパ為替分析 日刊レポート

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「様子見ムード」が復活…!?

2019年06月26日

「米利下げ観測」のみでは“底堅いと見ましたが、昨日はこれに「(投機筋の)仕掛け的な動き」が加わりました。

 『イラン最高指導者・外相・革命防衛隊に金融制裁発動』
 『日米安保は不平等、破棄する可能性』
 『中国大手3行、米金融システムから遮断の可能性』

「リスク回避」を囃す動きは相次ぎ、“6/21安値(107.047円)”を割り込んだドル円は、一時“106.80円割れ”まで売り込まれました。

一方「少なくとも日米安保に関しては“飛ばし記事”」との見方が強まるにつれて、“下げ渋り”に転じました。
こうして“フラッシュクラッシュ後の押し目(106.742円)”“1/3~4/24の76.4%押し(106.670円)”を割り込むには至らず、注目の「米FRB要人発言」を迎えました。

 『次回FOMCで50bpの利下げは不要(ブラード・セントルイス連銀総裁)』
 『金融緩和の必然性を精査しているが、過剰に反応しない(パウエルFRB議長)』

「(過剰な)米利下げ観測」は後退、「(投機筋の)仕掛け的な動き」には“ショートカバー”が入り、“107.40円水準”へと巻き戻されていきました。

想定外の“荒れた一日”となりましたが、最終的には“元居たレンジ”に押し戻されました。
「米利下げ観測」が払拭された訳ではないことから“上値の重さ”は否めませんが、金利先物における“織り込み過ぎ”は明らかになりつつあります。
…となれば、主要イベントを控えた「様子見」が復活する可能性は高く、昨日のような「(投機筋の)仕掛け的な動き」も手控えられる公算も高いと考えます。
逆に“織り込み過ぎ”を調整する動きが本格化すれば…?

引き続き「107円割れ(昨日割りましたの、さらなる下値窺いになりますが…)」が意識されるものの、「107円前半~半ばで揉み合い」も続くと見たいところです。


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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