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マネパ為替分析 日刊レポート

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あくまで“過剰部分の巻き戻し” - “膠着”は変わらず…!?

2019年06月27日

前日の
 『次回FOMCで50bpの利下げは不要(ブラード・セントルイス連銀総裁)』
 『金融緩和の必然性を精査しているが、過剰に反応しない(パウエルFRB議長)』
が効いているようです。
これに昨日は
 『四半期末/月末応当日に絡んだドル不足』
 『ハト派色が薄まったNZ金融政策判断(NZドル円が上昇⇒クロス円も上昇)』
 『米中貿易交渉は妥結まで90%の地点に到達(ムニューシン米財務長官)』
が重なり、“金利選好のドル買い/リスク選好の円売り”が促されました。
“2.00%”を割り込んでいた米10年国債利回りは“2.05%水準”へと反発し、これにつれる格好でドル円は“107.849円”へと持ち直していきました。

もっともこの米中貿易交渉も“飛ばし記事(過去のこと)”との話もあり、「懸念」が払拭された訳ではありません。
このため「米利下げ観測」は根強いものがあり、あくまで現時点では“過剰部分の巻き戻し”と見るのが自然です。
つまり「新たなポジティブ要因」が跳び出さない限り、“動きづらい”“上値は限定的”と見るのが妥当ということになります。

「マーケットは流れ」ということを考えれば、“もう一段の巻き戻し”も期待できるかもしれません。
ただ「期待感の先走り」は“新たなドル売りの元”にもなり得る中、イベントを前にどこまで仕掛けられるか…?

108円ラインには、“6/17~6/25の61.8%戻し(107.977円)/20日移動平均線(108.081円)”
というテクニカルラインもあります。
「いずれ突破する」と考えていますが、現時点ではまだ「107円半ばを中心とする揉み合い」と見たいところです。


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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