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マネパ為替分析 日刊レポート

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期待感はあるが、「見極めるまで動かない」がセオリー…!?

2019年06月28日

 「米中が貿易戦争停戦で暫定合意(サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙)」
 新たに跳び出したこのポジティブ要因を機に、「米中首脳会談への楽観論」は増幅しました。
 “巻き戻し”は継続となり、欧州タイム序盤には“108.161円”へ上値を伸ばす場面を見せました。

 しかし“反発”もそこまで…。
 「承知していない(中国外務省)」
 「首脳会議前に何も合意されていない(クドロー米NEC委員長)」
 これら発言にて増幅していた「楽観論」は萎み、緩やかに“元居た前日終値(107.779円)水準”へと押し戻されていきました。

 こうした中、いよいよ「大一番(G20/米中首脳会談等)」を迎えます。
 「米中首脳会談」に関しては“様々な思惑”が渦巻いていますが、「知的財産権等では溝が残ったまま」と見るのが自然であることを考えれば、“全面合意”は期待薄といえます。
 “一部合意”や“交渉継続する旨の合意”が「どのように捉えられるか?」を考えれば、“様子見ムード”は強まり、“積極的なポジション形成”は手控えられると見られます。

 「107円割れ/108円超の滞空時間(約6時間/約4時間)」を考えれば、107円台は“居心地のいい水準”といえます。
 これを脱却するほどの材料(ポジティブorネガティブ)は跳び出すのか…?

 後は“結果次第”ということになりますが、はっきりするまでは“動かない(動けない)”と見ざるを得ないところです。
 “上方向”を期待し、“下方向”を警戒しながら…。


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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