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マネパ為替分析 日刊レポート

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ネックラインを越えられるか…!?

2019年07月01日

 注目の米朝首脳会談は、「米中貿易戦争は一旦停戦」で合意しました。
 これは事前に観測報道が流れていたこともあり、“想定通り”といえます。
 しかし「(米企業の)一部製品のファーウェイ向け輸出容認」は“サプライズ”であり、週明けマーケットは“リスク先行姿勢”に振れています。
 「米朝の電撃会談」もこうしたイメージを後押ししている印象があり、ドル円は“108円台”を回復しています。

 一方で「越えるべきハードル(知的財産権等)」は依然として高く、「対中制裁関税第4弾の延期時期」にも触れられていませんでした。
 このため“巻き戻しの域を出ない”との見方は少なくなく、ギャップアップ(上方向への窓空け)を演じた割に“上値の重さ”も目立っています。
 このため「懸念の一つが剥落」したのは事実ですが、それで「底打ち⇒反発」と見るのはまだ早計といえるかもしれません。

 ファンダメンタルズ的なポイントは「米利下げ観測の行方」となりますが、テクニカル的には「ネックライン(108.70-80円)突破の有無」となります。
 そして前者が「米経済指標を一つ一つ確認」という作業へと回帰するのに対して、後者は「流れ一つ」といえます。
 “巻き戻しの域を出ない”としても、突破できれば…?

 “上値の重さ”が目立ちますので“楽観は禁物”ですが、期待を持って「経済指標動向(中Caixin製造業PMI&米ISM製造業景況指数等)」、そして「株価&債券利回り動向」を確認したいところです。


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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