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「下振れリスク」にばかり気を取られていると…? - 米雇用統計

2019年07月05日

◆全く動かず

 想定通り、昨日は“まったく動きません”でした。
 変動幅は“わずか10pips程度”であり、完全に“動意に欠いた”ことが窺えるところです。


◆前哨戦を見る限り、“強気では臨みにくい”…?

 こうした状況下で、本日の米雇用統計は行われます。
 事前予想は「非農業部門雇用者数(NFP:+16.0万人)/失業率(3.6%)/平均時給(前月比:+0.3%/前年同月比:+3.2%)」ですので、まずはここからの“乖離具合”が注目されるところです。
 「ADP雇用統計(+10.2万人)」は芳しいとはいえず、「ISM非製造業PMI・雇用指数も前月から低下(58.1⇒55.0)」ということを考えれば、“強気では臨みにくい”ということになります。


◆ただし“7月利下げ”はすでに織り込み済…!?

 しかし金利先物では7月利下げを、すでに「25bp(71.3%)/50bp(28.7%)」の確率で織り込んでしまっています。
 つまり予想を上回った際の“巻き戻し(ポジション調整)”が十分期待できる状況であり、前回が弱かった(NFP:+7.5万人)分だけ“反動調整”も期待できる局面でもあります。

 あとは“結果次第”ということになりますが、「下振れリスク」にばかり気を取られていると、「手痛いしっぺ返し」を食らう可能性にも注意しておきたいところです。


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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