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マネパ為替分析 日刊レポート

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ここからは「一筋縄ではいかない」…? - ただ「仕掛け的な動き」には引き続き要注意…!?

2019年07月08日

◆“大幅利下げ観測”後退 - ドル全面高

 注目の米雇用統計は「非農業部門雇用者数(+22.4万人)」が事前予想を上回ったことで、“過度に織り込まれた大幅利下げ観測”が後退しました。
 “ドル全面高”の様相を見せる中、ドル円は“108.636円”へと上値を伸ばしていきました。


◆ただ“利下げ観測”が後退したわけではなく、“リスク選好姿勢”は継続…?

 一方で、金利先物から見た“7月利下げの確率(100%)”は変わっておりません。
 あくまで“大幅利下げ観測(50bp利下げ:28.7%⇒4.9%に低下)”が後退したに過ぎませんので、“利下げ観測そのもの”が後退したわけではありません。
 このため“(利下げ観測を背景にした)株高の調整”は軽微に留まっており、その分だけ最も警戒すべき“リスク回避⇒円買い”も気配が見られないということになります。


◆“ポジティブ・サプライズ(底打ち・反転)”はミスリードと考えるが…!?

 あくまで“ポジション調整(過度に織り込まれた分の巻き戻し)”と見るのが自然ですので、これを“ポジティブ・サプライズ(底打ち・反転)”と見るのはミスリードと考えます。
 しかし「クオールズFRB副議長(9日)/パウエルFRB議長(10-11日)/ウィリアムズNY連銀総裁(11日)」と、今週は“(7月利下げを含む)今後の米金利見通し”に影響を及ぼし得る発言が相次ぎます。
 そうした神経質な状況下において“上値の重さ”ばかり囃されると、“もう一段の巻き戻し”が浮上する可能性も…?

 ここから先は「一筋縄ではいかない」と見ますが、“6/11高値(108.798円)”&“4/24~6/25の38.2%戻し(108.922円)”を狙う「仕掛け的な動き」には注意しておきたいところです。


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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