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マネパ為替分析 日刊レポート

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「期待感」はあるが、「にわか上値期待」も台頭中…!?

2019年07月09日

◆反落も、切り返し、そして続伸…

 「過度な米金利先安観の後退」を背景に、昨日のアジア株は“全面安”の様相を見せました。
 上海株は“3%強の急落”、日経平均も“200円超の大幅反落”を演じる中、マーケットイメージは“戻り売り”に傾斜した印象があります。

 しかし現在の状況は、あくまで「過度な米金利先安観の後退」であり、決して「米金利先安観の後退」ではありません。
 このため株価下落は“限定され”やすく、“リスク回避”に振れる事態も避けられています。
 米10年国債利回りの低下にも“歯止め”がかかりやすく(昨日は2.00%⇒2.05%に持ち直し)、これに引っ張られる形でドル円は“108.278円”へと下落した後、NYタイムには“先週末高値(108.636)”を上回る“108.802円”へと続伸しています。


◆「109円台回復」もあり得る状況だが…?

 「過度な部分を巻き戻す流れ」が続けば、“4/24~6/25の38.2%戻し(108.922円)”を経て、“50日移動平均線(108.975円)”とほぼ合致する「109円台回復」もあり得る状況ではあります。
 しかし昨日も記したように、ここから先は「一筋縄ではいかない」と見るのが自然です。
 特に昨日の“反落⇒切り返し⇒続伸”を見て、筆者が警戒する要因の一つ「にわか上値期待」も台頭しつつあるように見えます。

 「期待感」はありますが、本日の基本は「イベントを控えた小動き(動きづらい)」と見られます。
 「株価動向」を睨み、「リスク回避の度合い」を確認しながら、明日・明後日と行われる「今週のメインイベント(パウエル議会証言)」に備えたいところです。


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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