FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

マネパ為替分析 日刊レポート

最新の記事

「上値が重い」ばかりが囃されるならば…!?

2019年07月16日

◆「方向感が定まらない」は継続中

 「方向感が定まらない」が続いています。

 昨日発表された中国GDPは、“1992年の統計開始来最低(+6.2%)”を記録しました。
 しかし“事前予想通り”かつ“鉱工業生産(+6.3%)/小売売上高(+9.8%)が上回った”ことから、“ネガティブ(リスク回避姿勢)”な反応は限定されました。

 一方“株高(リスク選好姿勢)”は維持されているものの、“米利下げ観測”が重石となり続けています。
 このため米10年国債利回りの上昇は“2.14%台”で止められ、再び“2.08%台”に押し戻されています。
 こうして“108円ライン”を挟んで膠着しているドル円は、「動くに動けない」といった様相を見せています。


◆「上昇圧力の抑制」ばかりに目が往きがちだが…?

 “米利下げ観測”がありますので、ドル円&米10年国債利回り共に「上昇圧力の抑制(上値が重い)」ばかりに目が往きがちです。
 しかし特に米10年国債利回りに関しては、“2016年11月来の水準(1.93%台)”に低下した3日を境に「低下圧力も一服(底堅い)」というのが顕著です。
 それでいて「上昇圧力の抑制(上値が重い)」ばかりが囃されているのは、これはもう「イメージは下方向に向いているだけ」以外の何物でもありません。


◆ここからさらに織り込むかは“微妙”…? - 米7月利下げの“幅”

 「米7月利下げの幅」を占う上で、本日は米小売売上高/鉱工業生産そしてパウエルFRB議長講演辺りが注目されると見ますが、金利先物ではすでに“25bp利下げ:70.3%、50bp利下げ:29.7%(本稿執筆時)”を織り込んでいます。
 ここから「さらに織り込みにかかるか?」に関しては“微妙”といわざるを得ず、それでいて「イメージは下方向」を背景に“上値は重い”と来ています。
 こういう時に警戒しておかなければならないのは、実は「思惑とは逆(上)方向」…?

 「株価動向/米国債利回り動向を睨みながら…」は続き、「イメージは下方向」も変わっていませんが、引き続き「悲観する必要なし」と見たいところです。


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

このページの先頭へ

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > マネパの為替分析 日刊レポート > 「上値が重い」ばかりが囃されるならば…!?