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マネパ為替分析 日刊レポート

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「イメージは下方向」に揺り戻された分だけ…!?

2019年07月19日

◆一時“108円ライン”を回復するも…

 “6/25~7/10の61.8%押し(107.620円)”を機に反発、2018年7月来水準へ急上昇した「フィラデルフィア連銀製造業景気指数(21.8)」を背景に“108円ライン”を回復…。
 期待した通りの動意に見えましたが、しかしそううまくはいきませんでした。

 想定外の低下を見せた「米景気先行指数(-0.3%)」で風向きが変わり、ハト派色を強めた「ウィリアムズNY連銀総裁/クラリダFRB副議長発言」が後を押したからです。
 ダメ押しは「地政学的リスク(イラン無人機を撃墜)」であり、ドル円は“107.207円”まで下値を拡大しています。


◆テクニカルは“さらに悪化”は否めないが、金利先物は“持ち直し”…?

 “7/3安値(107.531円)”を割り込んだことで、「テクニカルはさらに悪化」が否めないところです。
 しかしNY連銀が今朝方発した「異例の声明(ウィリアムズ総裁発言は学術的内容、次回FOMCに関するものではない)」を機に、再び風向きが変わったように感じます。

 金利先物ではNYタイム終了直後、「7月50bp利下げ観測」を“70.0%”まで織り込んでいました。
 しかし同声明を受けて、本稿執筆時は“48.3%”まで下がっています。
 もちろん“まだまだ高い”状況であることは否めませんが、それでもさらに盛り上がりを見せつつある「イメージは下方向」を“さらに加速する(させる)”ほどではない…?

 米雇用統計で回復して以降、米10年国債利回りは“2.00%の大台”をしっかりキープし続けています。
 これが崩れればまた話は変わってきますが、前記状況でも下値は“2.02%”、まだ差があります。

 「株価動向/米国債利回り動向を睨みながら…」は続くと見られますが、昨日の動きを“崩れた”と警戒するのではなく“買い拾い局面”と捉えて、神経質なマーケットと引き続き向き合いたいところです。
 「イメージは下方向」へ揺り戻された分だけ、この見方の確率は上がった…?


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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