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マネパ為替分析 日刊レポート

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「108円回復を窺う」には、少なくとも期待が募る…!?

2019年07月22日

◆「米7月50bp利下げ観測」後退 - 一転して“買い戻し”目立つ…

 再燃した「米7月50bp利下げ観測」は、急速に萎んでいきました。

 NY連銀の「異例の声明」のみならず、ハト派として知られるブラード・セントルイス連銀総裁の『7月利下げは50bpではなく、25bpを支持』発言し、さらにウォールストリート・ジャーナル紙の『7月25bp利下げ実施を米金融当局者が示唆』報道が続いたからです。
 このため前日からの“ドル全面安”からは一転、先週末は“買い戻し”が目立ちました。

 一方「米7月50bp利下げ観測」の後退は、株価にとっては“ネガティブ要因”となるため、NYダウは幾分反落しています。
 また「ホルムズ海峡にて、英国籍タンカーがイランに拿捕」との報道も流れており、“リスク選好姿勢”に傾斜することもありませんでした。
 このため“108円回復”は示現しておらず、相変わらず“上値の重さ”も垣間見える状況は続いています。


◆本日は主だった米経済指標が不在 - “材料不足⇒動意薄”が基本だが…?

 本稿執筆時における「7月50bp利下げ観測」は“20.4%”になりますが、先週20日からすでに「ブラックアウト期間(金融政策に関する発言を禁止)」に突入しています。
 このため“思惑で揺れ動く”といった展開は想定しづらく、それでいて“20%程度”の織り込みで「米7月50bp利下げ」に踏み切るようなことがあると“サプライズ⇒マーケット混乱”は避けられない…?
 そうなると必然的に「米7月25bp利下げ」へと思惑は帰着する可能性が高く、“もう一段の巻き戻し”は十分に可能…!?

 注目の「参院選(与党が改選過半数を維持)」が波乱なく終わりましたので、「日米通商協議」が次なる懸念として頭をもたげる可能性は否定できませんが、それはもう少し先の話…。
 主だった米経済指標が不在の本日は“材料不足⇒動意薄”が基本でしょうが、“7/18高値&20日移動平均線(108.014円)”~“7/10~7/18の50%戻し&日足・一目均衡表転換線(108.097円)”を狙った巻き戻しに関しては、少なくとも期待したいところです。


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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