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マネパ為替分析 日刊レポート

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主だったテクニカルラインは“109円半ば”まで不在…!?

2019年08月01日

◆「過度な利下げ期待」は、さらに“巻き戻し”

 注目のFOMCは2008年12月以来の「利下げ(25bp)」を敢行し、「適切に行動する」との文言を声明に残しました。
 予定を早めて「保有資産縮小も終了」しており、“追加利下げ(緩和)”に含みを残した格好ともいえます。

 しかし「大方の予想通り」「反対(据え置き)票が2票」、何より『利下げサイクル入りではない』という「パウエルFRB議長発言」が重荷となり、「過度な利下げ期待」は“さらに巻き戻されて”いきました。
 ただし株価にとっては“ネガティブ”であることから、NYダウは“300ドル超”の急落を演じています。
 ユーロドルは“年初来安値(7/25安値:1.11009ドル)”を大きく割り込んだものの、ドル円が“ネックライン(7/10高値:108.988円)”をわずかに上回るレベルに留まったのはこのためです。


◆ただトレンド形成としては“中途半端”、それでも…?

 「利下げサイクル入り」は否定、しかし「利下げは今回限り」もウヤムヤという状況は、トレンド形成としては“中途半端”といわざるを得ません。
 このため現在は「あくまでも巻き戻しの一環」と見るのが自然であり、今後の動向は「米経済指標次第」という従来のスタンスは続くと考えるのが妥当といえます。
 そうした中で目先のポイントは、昨日記した「“株反落⇒リスク回避⇒円買い”の度合い」へと見られます。
 そして“109円前半”は、主だったテクニカルラインが不在となります。

 後は日経平均をはじめとするアジア株・欧州株の動向(どの程度引っ張られるのか?)次第ということになりますが、“4/24~6/25の50%戻し(109.586円)”“日足・一目均衡表先行スパン上限(本日は109.586円)”“週足・一目均衡表先行スパン上限/下限(109.590-608円)”等が居並ぶ水準辺りまでは見えてきたか…?


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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