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マネパ為替分析 日刊レポート

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調子に乗っていると、「手痛いしっぺ返し」を食らう…!?

2019年08月06日

◆リスク回避再燃 - さらに下値を拡大

 「米中リスク」から派生する「株安の連鎖」、さらに昨日は「2008年3月来の7.00元超への人民元安」も重なったことで、“リスク回避姿勢”はさらに深化しました。
 ドル円は東京タイム中盤に“105.786円”まで下値を拡大し、その他クロス円通貨も軒並み下落しました。

 しかしその後は緩やかに“下げ渋り”に転じ、昨日記した「Brexitショック(2016/6/24安値:99円水準)-フラッシュクラッシュ時(1/3安値:105円水準)”を結ぶトレンドライン(概ね106.00-20円水準)」付近へと戻していきました。
 そしてその後は、NYダウが急落しても“膠着”を続けたこともあり、「このまま東京タイムにつなぐか?」にも思われました。
 しかしながら今朝方の「中国を為替操作国に指定」という米財務省発表を機に、“リスク回避姿勢”は再燃…。
 ドル円は“105.517円”へとさらに下値を拡大するに至っています。


◆「イメージは下方向」は否めないが…?

 いわゆる「フラッシュクラッシュ時の真空地帯」に当たるため、下値メドを探るとすれば“1/3当社安値(105.089円)/1/3Bloomberg安値(104.960円)”等、“105円ライン”まで見当たらないのが実状です。
 しかし昨日は「NYダウ急落でも膠着」という動きを見せています。
 これは“下落往き過ぎ”を示唆する動きであり、“底打ち”か否かは別にして、少なくとも“自立反発”は期待できる局面といえます。

 リスク回避を再燃させた「中国を為替操作国に指定」にしても、「対中関税第4弾」をすでに発動していることを考えれば、“サプライズ”とはいい難いところもあります。
 「イメージは下方向」に傾斜しているのは否めませんが、そろそろ警戒しておかないと「手痛いしっぺ返し」を食らうことにもなりかねないだけに、注意しておきたいところです。


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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