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マネパ為替分析 日刊レポート

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年後半に向けた「大きな流れ」が形成される…!?

2019年08月23日

◆“直近レンジ”から外れることなく、終了…

 「韓国、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄」をキッカケにした“円買い”、「強めの欧経済指標+Brexitリスクの緩和(期待感?)」を背景にした“円売り”…。
 “神経質な揺れ動き”は見せましたが、結局“直近レンジ(106.20-70円)”から外れることはありませんでした。
 「待ちの様相」から来る“膠着”は続いており、結局“106.40円”水準で昨日の取引を終えています。


◆いよいよ今週のメインイベント - パウエルFRB議長講演

 もっともこうした“膠着”も、そろそろ終わりの刻を迎えようとしています。
 マーケットは固唾を呑んで見守る「パウエルFRB議長講演」が、いよいよ行われるからです。

 3人の米連銀総裁(ジョージ/ハーカー/カプラン)は昨日、「9月利下げを支持しない」との意向を示しました。
 この影響もあり、金利先物で見た「9月利下げ(25bp)」の確率が大勢(93.5%)を占める状況は変わらないものの、「9月据え置き」も“わずかに上昇(0%⇒6.5%)”しています。
 これをどう見るか…?


◆年後半に向けた「大きな流れ(方向性)」となる可能性あり…?

 仮にこうした状況で「大幅利下げ」「複数回利下げ(利下げサイクル入り)」が示唆されれば、マーケットは“無用の混乱”に陥る可能性が否めないと考えます。
 このため筆者は「9月利下げ(25bp)は追認」、ただし「複数回利下げは示唆しない」と考えます。
 この見方が正しいとすれば、“金利上昇⇒ドル買い戻し”が期待され、反対に怖いのは“株価下落⇒リスク回避(円買い)”のリスクということになります。
 ただ「大幅利下げ観測」の先走りは、“株式より債券が先行”していた印象があります。
 つまり巻き戻しの影響も、“債券利回り>株式”となる可能性が高い…?

 本日の結果は、年後半に向けた「大きな流れ(方向性)」となる可能性も秘めています。
 個人的には“上方向(ドル買い戻し)”を期待していますが、あとは結果次第…。
 予断を持つことなく、流れには素直に乗りたいところです。


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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