◆“前日の急反発”の調整のみ - 「新たな材料」は見られず…
「新たな材料」が跳び出さない状況下、“ドル買い/円売り”はやはり続きませんでした。
しかし「材料待ち」の状況ですので、やはり“下値も限定的”でした。
こうして“前日の急反発”を調整する動きにて押し戻されましたが、“105円割れ”を再び窺うような素振りは、現時点では見られておりません。
◆「米中懸念への不信感(警戒感)」は根強いが…?
結局“△120ドル”で引けた昨日のNYダウですが、その実態は“上を下への揺れ動き(乱高下)”でした。
「方向感定まらず」を如実に表す動きといえ、これは「その他にも波及(もちろんドル円も含む)」と見るのが自然です。
さらに本日は「スポット取引の月末最終応当日」にも当たりますので、“実需絡みのドル買いニーズ”が普段よりも膨らむ可能性も期待されるところです。
「米中懸念への不信感(警戒感)」は根強いものがありますが、“昨日安値(105.589円)”には“日足・一目均衡表転換線(105.590円)”も展開しています。
明確に割り込むとまた話は変わってきますが、「新たな材料」が跳び出してこない限りはその可能性も低い…。
同水準から下には「そう簡単には往かない(往けない)」と見たいところです。
※日本の祝日は更新をお休みいたします。
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プロフィール
武市佳史(たけちよしふみ)
大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。
FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意
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