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マネパ為替分析 日刊レポート

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『知ったら終い(材料出尽くし)』が上回る…!?

2019年09月02日

◆ギャップダウンも、一巡後は値を戻す… ― 週初オープニング

 「土壇場での回避(先送り)」が一部で期待されましたが、「対中関税第4弾」は発動し、中国はすぐさま「報復関税」を課しました。
 何とか“106円台”は維持していた先週末でしたが、週明けオープニングは“105円後半へのギャップダウン(窓空け)”となっています。

 一方で“概ね想定通り”ということもあり、“サプライズ感”はそれほど台頭しておりません。
 このため“ドル売り一巡後”は値を戻し、本稿執筆時は“106円前半”での推移となっています。


◆“リスク回避要因”盛りだくさんだが…?

 「香港大規模デモ懸念」「Brexitを巡る英議会への思惑」「米国債の逆イールド(8日目に突入)」等、現在は“リスク回避要因”が盛りだくさんという状況です。
 このため“戻り売り”を促すには事欠かず、“上値の重さ”も後押しされやすい状況が続いています。

 しかし最大の懸念である「米中懸念」は、一旦『知ったら終い(材料出尽くし)』へと移行した感があります。
 次なるポイントは「米中貿易交渉(閣僚級、9月上旬予定)の行方」ということになりますが、こちらが囃されるのは“もう少し先”と見るのが自然です。

 米国市場休場(レイバーデー)という中、“積極的な売買”も手控えられる可能性は高いと考えられます。
 そうした中での「イメージは下方向」は、やはり“巻き戻し”の対象となり得る…?

 “神経質に揺れ動く”と見られるものの、「方向感はまだ定まっていない」、つまり「上値は重いが、下値も堅い」を基本路線として、本日も対峙したいところです。


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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