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“底堅い(膠着)”が基本”も、“ポンド絡みの急変動”には要注意…!?

2019年09月03日

◆ポンドやユーロが下落する中、ドル円は静かな動き

 「英政局不透明感」を背景にして、昨日はポンドが“急落”。
 ユーロも“つれ安”となり、対円・対ドルで“年初来安値を更新”する動きを見せています。
 一方でドル円は“静かな”動きであり、オープニング直後こそ“105.904円”へ売り込まれたものの、その後は“106円前半”を中心とした“底堅い”展開でした。
 「レーバーデー」の絡みで“積極的な売買は手控えられた”と見られますが、「米中通商関連のヘッドライン」が跳び出さなかったことが最も大きな要因と見られるところです。


◆“底堅い(膠着)”が基本だが…?

 このためドル円に関しては、本日も「米中通商関連のヘッドライン」、特に「(今月予定される)米中通商協議は本当に開催されるのか?」には注目が集まると見られるところです。
 ただしこれは「いつ跳び出すか?(跳び出さないか?)がわからない」といった類の話になりますので、実際に“ネガティブ”が跳び出してこない限りは“底堅い(膠着)”と見るのが自然ということになります。
 「イメージは下方向」へ傾斜しやすいのは事実ですが、“ポジティブ”が跳び出す可能性まで考えると…?

 “波乱の芽”として警戒する必要がありそうなのは、冒頭で記した「英政局不透明感」です。
 合意なきBrexit阻止を目指す英野党側は「3ヶ月のBrexit期限延長法案を提出」とされており、対するジョンソン首相は「(成立すれば)10/14に総選挙実施」で対抗すると噂されています。
 さらに「(造反議員には)除名or次回総選挙の立候補禁止で対応」という恫喝まで加わっていますので、先行きは“全く見通せない”というのが実状といえます。
 “政権交代”の可能性を秘めた「英政局不透明感」にまで発展する可能性も否めないところがありますので、“(ポンド発の)乱高下”を含めた“急変動”には、注意しておきたいところです。


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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