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マネパ為替分析 日刊レポート

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想定外の“ネガティブ”でも、“底割れ”せず…!?

2019年09月04日

◆「米景気後退懸念」の急速な高まり - ドル円反落

 「英政局不透明感」を背景にした不安定な揺れ動きは“概ね想定通り”でしたが、「米ISM製造業景況指数の50割れ」は“誤算”でした。

 “やや改善”との予想に反し、米ISM製造業景況指数は“49.1(前月比-2.1)”となりました。
 好況・不況の分岐点(50)を割り込んだのは“2016年8月以来”であり、構成項目の新規受注・雇用等も一緒に“50割れ”となったことで、「米景気後退懸念」は急速に高まっていきました。
 米10年国債利回りは“1.42%台”に低下、NYダウも一時“420ドル超”の下落を見せる中、欧州タイム序盤に“106円ライン”を割り込んだドル円は、NYタイム中盤には“105.741円”へと売り込まれています。


◆「米中通商協議」が明確になるまでは“動きづらい”が基本、それでも…?

 もっとも「イメージは下方向」へ傾斜している割に、“底堅い”にも変化は見られておりません。
 このため“上値は重い”は変わらないものの、その後は“下げ渋り”に転じているのが実状といえます。

 想定外の“ネガティブ”が跳び出した格好ですが、それでも“底割れ”しなかったドル円…。
 「米中懸念」が重く圧し掛かっているのは事実ですが、目先の注目となるのは「(今月予定される)米中通商協議の開催の可否」であり、この子細が明らかになるまでは“動きづらい(様子見)”と見るのが自然…。
 それでいて「イメージは下方向」ばかりが囃されるのならば、引き続き“戻り売りではなく、押し目買い”で臨むべき局面と考えたいところです。


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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