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マネパ為替分析 日刊レポート

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思惑で揺れ動いても、方向感は定まらない…!? - 次なる材料待ち

2019年10月07日

◆米雇用統計は“まちまち” - 揺れ動けども、方向感定まらず…

注目の米雇用統計は“強弱まちまち(非農業部門雇用者数は事前予想を下回る+13.6万人、一方失業率は1969年以来の3.5%)”でした。
瞬間的に“ドル売り”が進行したものの、次第に“ドル買い”が優勢となり、ドル円は107円前半へと押し戻される場面が見られました。

しかしこうした動きは、長くは続きませんでした。
足元の「米景況悲観論」は幾分和らいだものの、払拭されるには至っておらず、「米利下げ観測」は根強く存在し続けているからです。
半面「米利下げ観測」が強まることもないことから、その後は“上値は重いが、下値も堅い”を地で往く動きとなり、“106.902円”で先週末の取引を終えています。 

◆思惑にて“揺れ動く”も、こちらも方向感定まらず…? - 米中通商協議 

クドローNEC委員長&ナバロ大統領補佐官から“追加利下げを求める”との発言が跳び出しましたが、パウエルFRB議長を含むFOMCメンバーから“前向きな発言”は聞こえてきませんでした。
このため「米経済指標を睨みながらは続く…」が自然と見られる中、マーケットの目は「米中通商協議(閣僚級:10-11日)」に移行すると見るのが自然です。

『部分的な合意は望まない』との米国側に対し、中国側は『包括的な合意は難しい』で返したことで、週初オープニングは“ややリスク回避姿勢”に振れているのが実状です。
しかしこれから『妥協点を見つけにかかる』と見られることを考えれば、現時点での決めつけは早計(禁物)といわざるを得ないところです。

“10/3安値(106.484円)”を下回れば「ドル売り(円買い)に安心感」が台頭してもおかしくありませんが、本日も“上値は重いが、下値も堅い”を軸にして、神経質なマーケットと対峙したいところです。 

◆ドル円 抵抗・支持ライン 

上値5:107.475(10/1~10/3の50%戻し、日足・一目均衡表転換線)
上値4:107.365(20週移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:107.296(10/3高値、10/1~10/3の38.2%戻し)
上値2:107.129(10/4高値、日足・一目均衡表基準線、-1σ、ピボット1stレジスタンス)
上値1:107.000(大台)
前営業日終値:106.902(日足・一目均衡表先行スパン上限、50日移動平均線)
下値1:106.645(10/4安値、-2σ、ピボット1stサポート)
下値2:106.484(10/3安値、週足・一目均衡表転換線、8/26~9/18の50%押し水準)
下値3:106.409(ピボット2ndサポート)
下値4:106.324(9/5安値)
下値5:106.235(日足・一目均衡表先行スパン下限、ピボットローブレイクアウト) 


※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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