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“方向感定まらず”も、期待が募る局面…!? - ドル円

2019年10月08日

◆まだ“揺れ動き”の範疇

 『中国企業の米上場廃止は検討していない(クドローNEC委員長)』
 『通商問題のスケジュール表を用意(中国商務省)』

朝方の“悲観ムード”から一転、「米中通商懸念」に対する思惑は、NYタイム以降は“楽観ムード”が目立ちました。
幅広い通貨に対して“ドル買い戻し”が促され、ドル円は“107.460円”へと値を戻していきました。

一方『部分的な合意は望んでいない(トランプ米大統領)』と改めて伝わっているなど、現時点ではまだ「悲観論と楽観論が交錯」というのが実状です。
このため「方向感は定まっていない」は変わっておらず、幾分水準を切り上げたものの、「上値重いが、下値も堅い」を地で往く展開は続いていると見るのが自然です。 

◆しかし“悲観論”が激化した直後だけに…?
このため「思惑による揺れ動き」はもうしばらく続く可能性が否めませんが、それでも現在は「悲観論(米中通商懸念)の激化した直後」です。
つまり「具体的な内容」ではなくても、マーケットに好感される可能性は高い(ドル買いには振れやすい)と考えることは可能です。

昨日(106円台)とは異なり、“107円台”には「安心感を与えるライン(本日の場合はドル買い…)」は見当たりませんが、それだけに“ジリジリと上値を模索”といった可能性は高い…?
もちろん「米中通商協議」の思惑次第ではありますが、“100/20日移動平均線”そして“10/1~10/3の61.8%戻し”が重なる“107.65-70円水準”辺りまでは期待して臨みたいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:107.892(10/2高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:107.709(10/1~10/3の61.8%戻し、100/20日移動平均線)
上値3:107.585(ピボット1stレジスタンス)
上値2:107.460(10/7高値、日足・一目均衡表転換線、10/1~10/3の50%戻し水準)
上値1:107.391(20週移動平均線)
前営業日終値:107.249(-1σ)
下値1:107.108(日足・一目均衡表基準線)
下値2:107.000(大台)
下値3:106.880(日足・一目均衡表先行スパン上限、50日移動平均線)
下値4:106.801(-2σ、ピボット1stサポート)
下値5:106.645(10/4-7安値)

※日本の祝日は更新をお休みいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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