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目先の主役はポンド - ドル円は「蚊帳の外」…!?

2019年10月17日

◆ポンド乱高下の脇で、ドル円は膠着…
昨日は「合意なきBrexit懸念」を巡る思惑が錯綜し、ポンドは乱高下しました。
しかし米小売売上高悪化から“108.558円”へ下押す場面こそ見られたものの、ドル円は“108円後半”から上にも下にも抜け出すことはできませんでした。

◆材料待ちだが、その材料が見当たらない…?
“下値の堅さ”は健在だが、“上値の重さ”も相変わらずを地で往く展開は、“200日移動平均線(本日は109.069円)”を窺うには「さらなるポジティブが必要」と見るのが自然です。
しかしながら「そのポジティブが見つからない」…?

詰めの作業を行っている「米中通商協議」には進展が見られず、FOMCの叩き台となる「米地区連銀経済報告〈ベージュブック〉」はわずかに前回より評価を落とすに留まりました。
「米企業の好決算」は確かにプラス材料といえますが、「合意なきBrexit懸念」一色に染まるマーケットで力不足…
何より現在のドル円は「蚊帳の外」に追いやられている感が見え隠れします。

「堅調推移は続く」と考えてはいますが、やはり現時点では「突破シナリオは描きづらい」と見ておく必要がありそうです。
その上で「届かなかった際(反落)」を警戒しつつも、「新たなポジティブの跳び出し」を期待して待ちたいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:109.547(50週移動平均線、月足・一目均衡表基準線)
上値4:109.315(8/1高値)
上値3:109.199(ピボットハイブレイクアウト)
上値2:109.069(200日移動平均線、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:108.897(10/15-16高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:108.759
下値1:108.558(10/16安値、+2σ、ピボット1stサポート)
下値2:108.421(週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線、ピボット2ndサポート)
下値3:108.287(ピボットローブレイクアウト)
下値4:108.154(10/15安値、+1σ)
下値5:108.034(10/14安値、10/3~10/15の38.2%押し、大台)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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