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「Brexitの行方」は“先送り” -  “ドル円膠着”も続く…!?

2019年10月21日

◆ジリジリと値を落としたが…

引き続き、マーケットの目は「Brexitの行方」へ注がれており、ドル円は「動きづらい(膠着)」を続けました。
ただ「27年ぶりの低水準となった中国7-9月GDP(+6.0%)」「弱めの米景気先行指数(-0.1%)」の影響もあり、先週末はジリジリと上値を削る展開でした。
もっとも「10月利下げ示唆発言(クラリダFRB副議長&カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁)」は、「10月据え置き示唆発言(カプラン・ダラス連銀総裁&ジョージ・カンザスシティ連銀総裁)」と相殺されており、大きな動意にはつながっておりません。

こうした中、「Brexitの行方」は“先送り”となりました。
『合意を実行する法案成立まで、承認は留保』との動議が先行し、「英議会での承認」はなされなかったからです。
このため先日成立した法律に則り「Brexit延期要請」が行われましたが、一方でジョンソン英首相は「10月末のBrexitを望む」との意向を相変わらず示しています。 

◆しかしテクニカル的には“崩れていない”… 

こうなると、もうしばらく「Brexitの行方に振り回される」と見ざるを得ないことになります。
EU側は“延期承認”すると見られるものの、完全に「合意なきBrexit」を排除できない状況では、マーケットは“監視”をせざるを得ないからです。

それでもテクニカル的に見ると、続落したとはいえども、まだ“10/14安値&10/3~10/17の38.2%押し(108.034円)”にも届いておりません。
「方向感は定まらない」「膠着は続く」とは見られますが、やはり「堅調推移も続く」と見ておきたいところです。 

◆ドル円 抵抗・支持ライン 

上値5:109.070(200日移動平均線、+2σ、大台)
上値4:108.935(10/17高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:108.838(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:108.719(10/18高値)
上値1:108.623(ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:108.408(月足・一目均衡表転換線、+1σ)
下値1:108.289(ピボット1stサポート)
下値2:108.154(10/15安値、週足・一目均衡表基準線、ピボット2ndサポート)
下値3:108.034(10/14安値、10/3~10/17の38.2%押し、大台)
下値4:107.934(日足・一目均衡表転換線、ピボットローブレイクアウト)
下値5:107.842(10/11安値、20日移動平均線) 

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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