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「Brexitの行方」では「レンジ脱却は難しい」…!? - ドル円

2019年10月23日

◆英議会採決で揺らめくも、影響は軽微…

“基本、動かず”…。

「Brexit関連法案の短期審議(3日間)」を英議会が否決したことで、“ポンド売り”が優勢となる場面も見られましたが、ドル円は“108円半ばを中心とする揺れ動き”から外れることはありませんでした。

やはりマーケットの関心は「Brexit問題」に集中している感があり、ドル円は「蚊帳の外」の印象は否めないものがあります。
冒頭の「短期審議・否決」では“ポンド売り”の反応を見せましたが、「Brexit関連法案そのものの審議・可決」という状況を鑑みれば、“リスク回避姿勢”にこのまま傾斜するとは思いづらいところがあります。
一方で「Brexitの先行き」「英政局」という観点で見れば、“不透明感増大”という点は否めません。
つまり“リスク選好姿勢”への回帰も、現時点では想定しづらいということになります。

次なるポイントとしては「(EU側の)期限再延期の認否」が想定されるところですが、「米中通商協議の詰め作業」の内容が表面化してくるまでは、ドル円は「方向感は定まらない」「膠着は続く」と見ておく必要があるかもしれません。
もちろん「堅調推移も続く」との見方も変わっていませんが…。 

◆ドル円 抵抗・支持ライン 

上値5:109.065(200日移動平均線、大台)
上値4:108.935(10/17高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:108.829(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:108.722(10/22高値、ピボット1stレジスタンス)
上値1:108.568(+1σ)
前営業日終値:108.479(月足・一目均衡表転換線)
下値1:108.389(日足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値2:108.278(10/21安値、ピボット2ndサポート)
下値3:108.154(10/15安値、週足・一目均衡表基準線)
下値4:108.034(10/14安値、10/3~10/17の38.2%押し、大台、ピボットローブレイクアウト)
下値5:107.956(20日移動平均線) 


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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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