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週前半は“期待感”が高まりやすい…!? - ドル円

2019年10月28日

◆やはり“動かず(動けず)”…

“進展度合い”はアピールされましたが、「米中通商協議の詰め作業」の結果が出ることはありませんでした。
これは『延期は承認されたが、期限はまだ』といった「Brexitの行方」も同様であり、“積極的な売買”は先週末も手控えられました。
ドル円は“108円半ば-後半”の狭いレンジ内での小動きを強いられ、「レンジ脱却」はやはり叶いませんでした。 

◆しかし主要イベントは“週半ば~後半” - “週前半”は手薄…!? 

今週も「FOMC(29-30日)」「日銀会合(30-31日)」「米雇用統計(1日)」が控えていますので、“積極的な売買は手控えられる”と見るのが自然かもしれません。
しかし冒頭で記したように、「米中通商協議の詰め作業」は“進展度合い”がアピールされていますので、目先は“期待感が高まりやすい”と見ることは可能です。
「Brexitの行方」も依然として先行きは不透明ではありますが、「今月末の合意なきBrexit」はほぼなくなったと見られます。
つまり“リスク回避に傾斜する可能性も小さい”と見ることも、可能ということになります。
そうした中で前記した主要イベントは、いずれも“週後半”に偏っているという状況です。

“新たな後押し”が欲しいところではありますが、それでも週前半~半ばは「(期待感のみで)レンジ脱却を目指すことが可能」と見たいところです。
上値を押さえ込んでいる“108.80-109.00円”を越え切れることができるか…? 

◆ドル円 抵抗・支持ライン 

上値5:109.451(+2σ)
上値4:109.315(8/1高値、50週移動平均線)
上値3:109.054(200日移動平均線、大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値2:108.935(10/17高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:108.772(10/25高値、+1σ、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:108.665
下値1:108.593(日足・一目均衡表転換線
下値2:108.492(10/24-25安値、月足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値3:108.386(ピボット2ndサポート)
下値4:108.250(10/23安値、ピボットローブレイクアウト)
下値5:108.154(10/15安値)



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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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