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最終関門は“不発”も、FOMCが“新たなキッカケ”に…!? - ドル円

2019年10月30日

◆ワンタッチも、明確な突破はならず… - 200日移動平均線

「23,000円台を回復(日経平均)」「200日移動平均線を上回る(ドル円)」という場面は見られたものの、そこまで…。
いずれも“明確な突破”には至っておらず、その後は“イベント待ち(様子見)”に促される格好で、ジリジリと押し戻されていきました。
もっとも“前日安値(108.657円)”を割り込むほどの勢いはなく、警戒された“ポジション調整⇒反落”も限定されています。 

◆見方が割れているだけに、大きな動意につながる可能性あり - FOMC 

こうした中、本日はFOMCが行われます。
「25bp利下げ」の確率を金利先物はすでに“98.3%”織り込んでいますので、ポイントとなるのは「次回以降の利下げの有無」と見られるところです。

直近の米経済指標は“芳しい”とはいえませんが、一方で「利下げ継続」を確定させるほど“弱い”というわけでもありません。
このため「継続利下げ(ハト派) VS 一旦の利下げ打ち切り(タカ派)」で見方は割れており、いずれになっても“大きく揺れ動く”といった展開が想定されるところです。

仮に「前者(ハト派)」となれば、金利面から“ドル売り”が先行すると見られるところです。
しかし株高を促す要因でもあることから、リスク選好姿勢が下値を支えるという可能性は残ります。
逆に「後者(タカ派)」となれば“ドル買い+株安”を想定することになりますが、ただ現在が「米決算時期」であることを考えれば“株安は限定される”と見ることも可能…?
そうなると「最終関門(200日移動平均線)」を明確に突破した際の“テクニカル的なストップロス”というアドバンテージへの期待も…? 

◆ただしそれまでは…? 

後は結果次第ということになりますが、大いなる期待をもって発表の時に臨みたいところです。
ただしそれまでは(東京-欧州-さらにNYタイム中盤までも…)、値幅の伴わない“極端な膠着”を強いられそうな雰囲気が漂っていますが…。 

◆ドル円 抵抗・支持ライン  

上値5:109.807(月足・一目均衡表先行スパン下限、週足・一目均衡表先行スパン下限、100週移動平均線)
上値4:109.620(5/31高値、+2σ、月足・一目均衡表基準線)
上値3:109.315(8/1高値、50週移動平均線、ピボットハイブレイクアウト)
上値2:109.214(ピボット2ndレジスタンス)
上値1:109.066(10/29高値、200日移動平均線、大台、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:108.877(+1σ)
下値1:108.750(10/29安値、ピボット1stサポート)
下値2:108.657(10/28安値、日足・一目均衡表転換線)
下値3:108.582(ピボット2ndサポート)
下値4:108.492(10/24-25安値、月足・一目均衡表転換線)
下値5:108.413(ピボットローブレイクアウト) 

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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