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マネパ為替分析 日刊レポート

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曲がりなりにも“分水嶺”を突破…!?

2019年11月27日

◆「ヘッドラインに振り回される」は続く…

「米中通商協議」に振り回される展開は、昨日も続きました。

まず中国・新華社が報じた『米中は問題解決についてコンセンサスに至る』を機に、マーケットは“リスク選好”へと傾きました。
ドル円は“ストップロス”を絡めながら、“109.206円”へと上値を伸ばす場面を見せています。
一方で『第1段階を巡る“話し合いの継続”で合意』したと伝わると、“トーンダウン”…。
期待感は急速に萎み、“108.90円付近”へ押し戻されていきました。
つまり「何ら変わっていない(具体的な進展なし)」という状況ですので、「ヘッドラインに振り回されただけ」ということになります。 

◆ただ「環球時報」に続き、今度は「新華社通信」…

それでも一昨日の「環球時報(中国共産党の機関紙的存在)」に続き、昨日報じたのは「新華社(中国国営通信)」でした。
「すぐに進展するか?」は“ことの成り行き”を見守る必要があるものの、少なくとも「中国側はそう考えている(合意に向けて動いている)」と見るのに特段の違和感はありません。
つまり「決裂する可能性は低い」と考えられるだけに、“底堅い”も継続する可能性が考えられるところです。

◆“手控えられる”は想定しておく必要あるが…? 

「米国市場休場(米感謝祭)」を明日に控えていることを考えれば、“積極的なドル買い”は本日も手控えられるかもしれません。
しかし「振り回されただけ」とはいえども、“分水嶺”を突破したのは事実です。
そして“押し戻された”格好ではあるものの、再び“109円台”を回復して引けた動きを見れば、現時点で“目先の頭打ち”は意識されていないと見ることは可能…。

さらに“上目線”が増えたのは気になりますが、引き続き“押し目買いチャンス”との見方を続けたいところです。 

◆ドル円 抵抗・支持ライン 

上値5:109.553(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:109.485(11/7-8高値、+2σ)
上値3:109.379(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:109.291(11/12高値)
上値1:109.206(11/26高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:109.060(大台、+1σ、50週移動平均線)
下値1:108.873(11/26安値、200日移動平均線、ピボット1stサポート)
下値2:108.779(20日移動平均線、日足・一目均衡表転換線)
下値3:108.652(日足・一目均衡表基準線、ピボット2ndサポート)
下値4:108.579(11/25安値、ピボットローブレイクアウト)
下値5:108.476(11/22安値、月足・一目均衡表転換線、-1σ) 

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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