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“崩れない”が基本も、目先は“踊り場”を形成…!?

2019年11月28日

◆およそ半年ぶりの水準へ上値拡大

流動性が低下する中、「米中通商協議」への期待感は維持されました。
また昨日は「強めの米GDP(+1.9%→+2.1%に上方修正)」も後押しとなった印象があります。
“リスク選好姿勢”が継続する中、ドル円は“5/31以来となる109.607円”まで上値を伸ばした。

一方、日を跨いでからは『トランプ米大統領、香港人権法案に署名』と伝わって来ています。
「(中国側が)何らかの報復を発する」との思惑が頭を過ぎりやすく、“緩やかに押し戻された”というのが実状といえます。 

◆ただし“一気の110円台回復”は期待し過ぎ…? 

こうした中、本日は「米感謝祭当日」となります。
“些細な要因で大きく揺れ動く”という可能性も増しますので、まずは「中国側の反応」を見極める必要がありそうです。
もっとも明日は「ブラックフライデー」ですので、“好調な米消費動向”への期待が下値を支える展開が期待されるところでもあります。
つまり「中国側の反応」次第ではあるものの、“リスク回避一辺倒”の展開は想定しづらい…?

一気の“110円台回復”は期待し過ぎであり、目先は“上値が重い”を想定しておく必要もあると考えます。
それでも“大きくは崩れない”と見れば、現状は“踊り場”の形成局面…?
引き続き“押し目買いのチャンス”と見て、ことの成り行きを見守りたいところです。 

◆ドル円 抵抗・支持ライン 

上値5:110.000(大台、20月移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:109.924(5/30高値)
上値3:109.849(200週移動平均線、週足・一目均衡表先行スパン上限)
上値2:109.752(週足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット1stレジスタンス)
上値1:109.620(5/31高値、11/27高値、100週移動平均線、+2σ)
前営業日終値:109.545(月足・一目均衡表基準線)
下値1:109.277(11/21~11/27の23.6%押し)
下値2:109.166(ピボット1stサポート、+1σ)
下値3:109.008(11/27安値、50週移動平均線、11/21~11/27の38.2%押し、大台)
下値4:108.873(11/26安値、200/20日移動平均線、日足・一目均衡表転換線、11/21~11/27の50%押し)
下値5:108.742(11/21~11/27の61.8%押し、日足・一目均衡表基準線、ピボット2ndサポート)


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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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